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キンプリ永瀬廉、高校生姿に困惑も自撮り 「待ち受けにしようかな」

永瀬廉
永瀬廉

 King&Prince永瀬廉が10日、丸の内TOEIで行われた映画『法廷遊戯』(公開中)の公開記念舞台あいさつに登壇。劇中、高校時代のシーンを演じる際、短髪のウイッグが用意されたといい「あれは恥ずかしかった。人生であんなに前髪を長くしたことはなかった」と照れくさそうに笑いつつも「待ち受けにしようかな」とまんざらでもなかったことを明かしていた。舞台あいさつには共演の杉咲花北村匠海深川栄洋監督も出席した。

【画像】キンプリ永瀬廉、杉咲花、北村匠海ら黒スーツ&ドレスで!舞台挨拶の様子

 本作は、小説家で弁護士の五十嵐律人が司法修習生時代に執筆した小説を、映画『神様のカルテ』シリーズや『桜のような僕の恋人』などの深川監督が映画化。ロースクールに通うセイギ(永瀬廉)、彼の幼なじみで同じく法律を学ぶ美鈴(杉咲花)、馨(北村匠海)が、実際に起きた殺人事件の真相を模擬裁判として取り扱うなか、それぞれの隠された真実が暴かれていく。

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 客席から登場したキャストたち。全国119館に同時中継されるなか、舞台に上がった永瀬は「1年以上も前から準備して取材を受けさせてもらったうえで、こうして皆様に届けられる日を迎えられて、素直にただただ嬉しいです」と笑顔を見せる。

 永瀬が演じるセイギは、過去にあることを抱えているキャラクター。永瀬は「物語が進むにつれて、美鈴と馨との距離感が大事になるなと思って撮影をしました」と語ると、「最初から最後まで、セイギらしさというか、もがきながらも信念を持ち、愛のある選択をしたキャラクターでした」と自身の役柄を総括した。

 過去の真実が暴かれていく物語について、深川監督は「(永瀬には)今回高校1年生のころを演じてもらうことになったのですが、本来なら長いウイッグで幼くするのですが、今回は逆をやってみたくて、短いウイッグを用意したんです。本人はすごく嫌そうでしたが」と裏話を披露する。

 永瀬は「あれは恥ずかしかったですね」と苦笑いを浮かべると「人生であんなに前髪を短くしたことがなかったので。眼鏡もかけていたので……」と当時を述懐。しかし、一方で自分でもあまりお目にかかれないような風貌だったようで「でも自撮りしちゃったんですけれどね」とぶっちゃけた。

 深川監督も「すごく似合っていて、高校1年生を通り越して、中学2年生ぐらいに見えました。お坊さんの役も似合うと思います」と狙い通りになったことを明かすと、永瀬も「僕も正直、実は似合っていると思いました。しばらく待ち受けにしようかなと思っているんです」とまんざらでもない表情で語っていた。(磯部正和)

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