X JAPANのYOSHIKIが20日までにX(旧ツイッター)を更新。自身率いるロックバンドTHE LAST ROCKSTARSの公演へ向け、「精神的にもギリギリのところにいる」と吐露した。

YOSHIKIは16年に頸椎椎間板ヘルニアが悪化し、頸椎椎間孔狭窄(きょうさく)症と診断され、17年5月16日に米ロサンゼルスで緊急手術を受けた。満身創痍の状態だが、激しいドラムプレーで知られるだけに、「正直、俺のドラマー人生って、後少ししか残ってない気がする。応援して欲しい」と、弱気な思いをにじませた。

さらにX JAPANの盟友HEATHさんの死去も重なっている。21~23日に行われるTHE LAST ROCKSTARSの東京公演を控え、「あー、もうすぐ誕生日、今、いろいろな意味で、精神的にもギリギリのところにいる。21日からのコンサート3日間、応援して欲しい。まだ先があると思うけど、今は、これが最後だと思って、叫んで欲しい。ありがとう」と呼びかけた。

同バンドは29日にロサンゼルス公演を予定していたが、18日に「不測の事態」により延期すると発表。YOSHIKIは自身のXで「公演の延期を大変申し訳なく思っています」と謝罪し、「僕たちは、ファンの皆さんに毎回可能な限り最高のショーをお届けする責任があります。あらためて来年、アメリカでの素晴らしいショーのために、最善を尽くすことをお約束します」とつづっていた。