人気ロックバンドKANA-BOONは11日、公式サイトで、ドラムの小泉貴裕とギターの古賀隼斗が脱退すると発表した。併せてバンドの年内の活動を休止することを発表した。

脱退した2人は発表後、自身のSNSを通じて謝罪した。小泉は「この度は、私の軽率な行動により、たくさんの方々に多大なるご迷惑、ご心配を掛けてしまい、心よりお詫び申し上げます。私自身が未熟で甘さが生んだ行動であり、日頃から応援してくれるたくさんの方々を裏切ってしまい、深く反省しております。今回起こしてしまった問題の大きさを感じており、KANA-BOONからの脱退を申し入れました。この度は、本当に申し訳ございませんでした」とつづった。

古賀は「今回、このような形になってしまい本当に申し訳ございません。いつも応援して頂いているファンの皆様を悲しませてしまう結果になったことを本当に心からお詫び申し上げます。全てのKANA-BOONに関わってくれた人達に、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。本当に申し訳ございません」と続けた。

この日、公式サイトでは「小泉貴裕(Dr)の処遇、古賀隼斗(Gt)におけるご報告と処遇、バンドの活動休止のお知らせ」と題してコメントを公表。「小泉貴裕より、報道内容が概ね事実であるとの報告がございました。また、報告と併せて、自身の考えの甘さを深く反省していることに加え、バンド脱退の意思が伝えられました。それらを受け、事務所とメンバーで協議を行った結果、小泉貴裕はKANA-BOONを脱退し、ヒップランドミュージックコーポレーションは小泉貴裕との契約を解除することといたしました」と報告。

小泉を巡っては、ニュースサイト「NEWSポストセブン」が、小泉と地下アイドルの20代女性との間に妊娠・中絶トラブルがあったと報じていた。

続けて「同じくメンバーである古賀隼斗(Gt)に関しましてもご報告がございます」とし「かねてより本人からプライベートにおける素行不良の報告があり、事実確認のうえ本人との面談を行い、問題解決に向けての話し合いと対応を行ってまいりました。しかしながら、KANA-BOONとしてこれ以上の活動は困難であると判断し、ヒップランドミュージックコーポレーションは古賀隼斗との契約を解除することといたしました。併せて、本人からのバンド脱退の申し入れがあり、KANA-BOONを脱退することもご報告いたします」と説明した。