元SKE48の松井珠理奈(27)が、マレーシア・クアラルンプールを拠点に活動するKLP48のプレイングマネージャーに就任し、アイドルに約3年ぶりに“復帰”することが、グループの公式サイトで発表された。

発表では「このたび、KLP48のプレイングマネージャーに、かつてAKB48やSKE4848で活躍した、松井珠理奈が就任することが決まりました」と報告。「今回、KLP48という新たな48グループのデビューに際し、松井さんとのご縁をいただき、運営側が助言・協力のお願いを協議する過程で、松井さんにはKLPメンバーへ、背中でもさまざまな思いを伝えてほしいと考え、アーティスト松井珠理奈としてもステージに立っていただきたいとお願いをさせていただいたところ、快諾をいただきました」とその理由も明かした。

「マレーシアの地で、人生をかけて挑戦するメンバーたちを、世界で一番のアイドルに導いていただくことを大変うれしく思います。2021年の卒業までさまざまな経験をなされてきたことを、KLP48メンバーに注入していただくことに大きな期待を寄せています。一度、卒業された松井珠理奈さんが、『プレイングマネジャー就任』という大きな決断をされたことに、最大限の敬意と感謝を申し上げます。私たちKLP48は、クアラルンプールの地から、松井珠理奈さんとともに世界のトップを目指して参ります」とした。

松井もX(旧ツイッター)を更新。現地語で「アーティスト兼マネージャーとして、マレーシアや世界中の皆さんにお会いできることを願っています」と決意をつづった。

KLP48は、今年元日に結成が発表され、現在1期生をオーディションを開催中。8月に現地デビューを予定しており、AKB48から行天優莉奈、黒須遥香、山根涼羽、STU48甲斐心愛の4人が移籍することが発表されている。

◆松井珠理奈(まつい・じゅりな)1997年(平9)3月8日、愛知県生まれ。08年、SKE48の1期生として劇場デビュー。同年10月、「11歳228日」の最年少でAKB48のシングル「大声ダイヤモンド」でセンターに抜てき。選抜回数はSKEで26回(うちセンター21回)、AKBで42回(同5回)。12~15年はAKB48チームKを兼任。選抜総選挙は第1回(09年)から出場し、18年には1位を獲得。21年4月にグループを卒業。