お笑いコンビ博多華丸・大吉の博多大吉(45)が、9日に東京・新宿御苑で開かれた安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に出席した際の様子を語った。

 大吉は13日放送のラジオ番組「たまむすび」に出演。「桜を見る会」への出席について、「安倍総理のもとに行くっていうことは、政治的なメッセージとかに取られたりする可能性もあるじゃない、このご時世。だから『どうかなぁ~』と思ったんですけど」と迷っていたそうだが、実は昨年も招待されていたという。昨年は仕事の都合で断ったが、再び招待されたことで「総理大臣からの誘いを2回断る? 冷静に考えて、総理から誘われることなんて2度と無いでしょ、って考えてた2度目だったから」と出席した理由を明かした。

 2年連続で招待されたこともあり、「ひょっとしてね、出馬要請とか。『福岡から出てみないか』とか、言われたら困るなぁとか」と、自民党からの「出馬要請」があるかもしれないとの予想もしていたという。

 しかし当日、安倍首相は招待した著名人たちと触れ合う中で、華丸大吉の2人をスルー。コンビ2人そろって目も合わなかったという。最後の記念撮影では安倍首相に近い絶好のポジションをとったそうだが、「いろんな写真をチェックしましたよ。キレイに切られてるんですよ。居ないものとされてるんです。まさか、肖像権とか気にしてたのかな」と、自分たちが写っていなかったことを苦笑いしながら語った。