幻の歌声があった!『モアナと伝説の海2』ボーナス・コンテンツがアツい
提供:ハピネットMM
世界的ヒットを記録したディズニー映画『モアナと伝説の海』(2016)。その待望の続編にしてさらにスケールアップした物語が展開する『モアナと伝説の海2』が、早くも4月16日にブルーレイ+DVDセット、4K UHD+ブルーレイ セットで発売される※デジタル配信中(購入/レンタル)。舞台は前作から3年後。悪しき呪いによって分断された全ての海をつなぐ1000年に一人の救世主“導く者”に選ばれた主人公・モアナは半神半人の相棒マウイ、新たな仲間たちと共に壮大な冒険に繰り出す! 日本では2024年末に劇場公開され、老若男女問わず夢中にさせた本作。そのブルーレイ+DVD セットと4K UHD+ブルーレイ セットには、ここでしか見られない未公開シーンやボーナス・コンテンツが特大ボリュームで収録されている。なんとその中には、本編に登場していない “幻の歌唱シーン”が収められていた──!(文:SYO)
妹シメアの幻の楽曲があった!名曲秘話

『モアナと伝説の海2』のトピックの一つが、モアナに可愛らしい妹ができたこと! 3歳のシメアは明るく好奇心旺盛で、大のお姉ちゃんっ子。使命を帯びて航海に出るモアナを涙ながらに送り出すシーンは感動的だ。実はこのシーン、制作陣が泣く泣くカットしたという“秘話”があった。それは、デヴィッド・G・デリック・Jr、ジェイソン・ハンド、デイナ・ルドゥー・ミラーの監督トリオによる解説付きの未公開シーン集に収められている「シメアの歌」。離ればなれになったモアナを想い、再会を祈って海に向かい歌を届けるシメア。彼女の歌声に両親や島民がハーモニーを重ね、嵐の中で航海するモアナたちの無事を願う歌声が島に響き渡る。“歌の力”が重要な役割を果たす『モアナと伝説の海』シリーズならではのエモーショナルなシーンだ。彼女のキャラクター誕生プロセスと共に、楽しんでいただきたい(シメア役のカリージ・ランバート=ツダは、なんと本作が初演技!)
なお、楽曲制作秘話も大充実。前作の黄金コンビ、マーク・マンシーナとオペタイア・フォアイに加え、今回は若き女性デュオのエミリー・ベアーとアビゲイル・バーロウが参加。モアナに共感したという2人の心情を楽曲に乗せるこだわりの数々、“あの名曲”が即興的に生まれたという驚きのエピソードや、彼女たちが書き下ろした歌詞とメロディにアニメーターが触発され、シーンの躍動感がパワーアップしたという舞台裏も語られる。
唯一無二のキャラ!モアナ&マウイはこうして生まれた

前作に引き続き主人公を務めるモアナと相棒マウイ。2人の“らしさ”を失わず、どう新しい面を見せていくか──。その試行錯誤が詳細に語られるのもうれしいところ。モアナの美点を「自分を信じる」「人々を救うために諦めない」と語る監督陣は、新しい学びを示すべく、彼女にどんな試練を課すかを話し合いながらアイデアを練っていったという。また、重要だったのは本作の舞台設定。前作より3年の月日が経ち、モアナは民を率いるリーダーとして成長し、今回は落ち着いた振る舞いを見せるように変化。モアナの持ち味である感情豊かな部分は、ボイスキャストのアウリイ・クラヴァーリョが演じる際の表情を撮影し、アニメーターが都度落とし込んでいくことで生まれた。ボーナス・コンテンツ内には、その際の作画風景も収められており、ファン心を刺激する!

そしてマウイにおいては、「彼そのもの」というドウェイン・ジョンソンによる温かみと活力はそのままに、あえて“弱さ”を注入していった。モアナという親友が出来たことで彼の心に生まれた思いやりや繊細な感情をすくい取り、“モアナを気遣い、不安になったり涙を流したりする”といった人間的な感情を見せる側面が足されていったのだ。なお、アフレコ風景ではおなじみとなったマウイとタトゥーのコミカルな掛け合いも収録。ジョンソンがノリノリで「乳首はやめろ!」と叫ぶ光景が笑いを誘う。
新キャラが魅力的だったワケ!

『モアナと伝説の海2』では、個性豊かな新キャラクターが続々登場。アニメーターが愛娘を参考に3歳児のリアルな動きを反映したシメア(名前にまつわる秘密も判明!)のほか、キーパーソンとなるマタンギ、モアナが航海を共にするクルー3人(ロト、ケレ、モニ)についてもスタッフ・キャストインタビューを交えて魅力を深掘りする。
マウイ同様に半神半人のマタンギにおいては、敵か味方かわからない絶妙なさじ加減を生み出す苦労、さらには巨大な貝の中でコウモリを従えてマントで空を飛ぶといった未知の世界観・アクション表現をどう実現していったかをスタッフ・キャスト陣が証言。ロト、ケレ、モニについては、本物の航海士が求める仲間像を反映させたという。船大工としての才能を発揮するロトは、ボイスキャストの人物像に合わせてキャラクターを作り上げたことにより、生き生きとしたキャラクターが生まれた。そのハマりっぷりは、監督陣が「好きすぎて引かれたと思う」と語るほどだ。島を出たことがない農夫のケレは、「長期にわたる航海には植物の知識に詳しい船員が不可欠だった」という史実を反映して生まれた。監督陣が「父親を思い出す」と語る気難しい人物像に陽気さを持ち込み、愛らしい人物像にしていったスタッフ・キャストのコラボレーションを観ることができる。そして歴史の語り部モニは、大のマウイファン。彼のヲタ感がほほ笑ましいが、演じたフアラライ・チャンはなんとハワイのファイヤーナイフダンサーという驚きの事実が語られる。腰巻の模様のディテールについての逸話もあり、このボーナス・コンテンツを観れば各キャラクターをもっと好きにならずにはいられないだろう。
ココナッツのあのキャラには伝説が…

前作『モアナと伝説の海』公開時、「まるで『マッドマックス/怒りのデスロード』!」と観客を沸かせたココナッツ風の海の戦士たちカカモラ。前作ではモアナ&マウイと敵対していたが、本作ではまさかのモアナの仲間入りを果たすビッグサプライズに、驚かされた観客も多いことだろう。メイキング映像「カカモラ クロニクル」では監督陣がその狙いと、影響を与えたという古い伝説の存在を明かす。劇中では多くを語られていない、カカモラの知られざるエピソードが興味深い。
また未公開シーンでは、カカモラの神経毒が塗られた吹き矢を食らってしまい捕まったモアナたちが脱出しようと策をめぐらす場面も登場。ラフな線画の段階でも可愛らしく魅力的なカカモラたちのキャラクターデザインの妙を再認識させられる映像となっている。
今回、紹介したボーナス・コンテンツはほんの一部。何度観てもほれぼれする海の表現、ダイナミックなアドベンチャー、クセになる歌唱シーン等々が詰まった本編はもちろんのこと、物語の完成までを綴る「新しい冒険へ」、楽しい収録現場を体感できる「アフレコ現場の裏側」、惜しくも本編には採用されなかった「未公開シーン」、「ビヨンド ~越えてゆこう~」をはじめとする「ソング・セレクション」などなど、ファン必見の貴重なボーナス・コンテンツが収録されているブルーレイ+DVD セット、4K UHD+ブルーレイ セットをぜひ入手して幾度となく堪能の旅に出ていただきたい!

【ボーナス・コンテンツ】
・シング・アロング
・道を見つける者たち
・新しい冒険へ
・海の歌
・多彩なキャラクターたち
・カカモラ クロニクル
・アフレコ現場の裏側
・未公開シーン
・ソング・セレクション
『モアナと伝説の海2』は4月16日(水)発売
ブルーレイ+DVDセット2枚組(5,390円/税込み)
4K UHD+ブルーレイセット(7,590円/税込み)
発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
発売・販売元:ハピネット・メディアマーケティング
デジタル配信中(購入/レンタル)
発売元:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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