おたまじゃくし型の楽器「オタマトーン」や、魚骨型電源用延長コード「魚コード」など、ユニークなグッズを開発してきたアートユニット「明和電機」が10日、大阪市北区のナレッジキャピタルで、20年ぶりとなる大阪での個展「ナンセンスマシーン展in大阪」をスタートさせた。

 メンバーで「社長」の土佐信道(49)がパフォーマンスを行い、取材陣から「不倫探知機」の開発はできるかを問われ、前向き? に対応した。

 最近、芸能界を不倫ネタが賑わせているが、そんな不倫を察知するような機械ができるのか-。こう問われた土佐社長は「不倫のにおいとかが分かればいいですね」と回答。同席していた「野性爆弾」の2人から「下腹部の熱とか?」「手の汗でも分かるんじゃ?」などと、アイデアが次々に寄せられ、土佐社長も思案を重ねていた。

 個展には多くの自作マシンが並べられており、同所で26日まで開催。期間中の週末には、土佐社長やメンバーによる「製品デモンストレーション(ライブ)」「製品説明会(トークイベント)」なども予定されている。