タレント小池栄子(35)と作家村上龍氏(64)が16日、都内で、司会を務めるテレビ東京系トーク番組「カンブリア宮殿」(木曜午後10時)の放送10周年&500回記念会見に出席した。

 各界で活躍する経済人の話を聞く同番組は06年4月にスタート。来月4日の放送で500回を迎える。

 小池は、さまざまなゲストを迎えてきた、この10年について「あっという間でした。(ゲストと話して)どの業界にいても信念を持ってコツコツやることなんだなと実感しました」。村上は「10年前に比べると社会全般的に悪くなっている。これだけ努力しないと、成功しないのかと驚きと敬意を感じる」と、振り返った。

 また、小池は政治家の小沢一郎氏がゲストとして登場した回について「(小沢氏が)気に入ってくれて、『ご飯に行こう』って。行っていたら今頃、立候補していたかもしれませんね」と明かした。さらに、「10年で500人近くの人にお会いしているのに、なぜか来ないんです。今、待っているところです」と、悩みを打ち明け、取材陣の笑いを誘った。

 一方、番組の制作にも関わっているという村上氏は、緊張したゲストについて「(アマゾンCEOの)ジェフ・ベゾスかな。アマゾンで僕の本を売っているし、なんか緊張しましたね」と話した。