2016年も早くも下半期に突入。夏から秋にかけて大作映画が数多く公開されるが、今年はファンタジー超大作が大充実!豪華作品がひしめくなか、壮大なスケールで描かれるファンタジーの注目作を厳選してご紹介!

◆あの名作アニメーションが、迫力の実写化!「ジャングル・ブック」(8月11日公開)

 名作として語り継がれるディズニー・アニメーション「ジャングル・ブック」を実写映画化した本作。ジャングルの育った人間の少年モーグリと、彼を取り巻く動物たちの愛憎や喜び、悲しみを描いた壮大な生命の物語だ。モーグリを救った黒ヒョウのバギーラや、惜しみない愛を注ぐ母親オオカミのラクシャ、人間への復讐に燃える恐ろしいトラのシア・カーンなど、個性豊かな動物たちが物語を盛り上げる。驚くべきは、少年モーグリ以外は動物も大自然もすべてCGで描かれているという、驚異的な映像表現!思わず本物と錯覚してしまうCGはとにかく必見。ジャングルでたったひとりの人間であるモーグリは、自分らしい生き方を見つけられるのか?シア・カーンとの決着や、ジャングルの仲間たちの運命は…?アニメファンならずともチェックしたい1本だ。

◆スピルバーグ×ディズニーが贈る、待望の本格ファンタジー!「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」(9月17日公開)

 巨匠スティーブン・スピルバーグが、なんと「E.T.」ぶりに本格的なファンタジーを監督した世界的話題作!主人公は、児童養護施設に暮らす好奇心旺盛な少女ソフィー。ある晩、やさしい巨人BFGの“巨大な手”に毛布ごと持ち上げられ、地図にも載っていない「巨人の国」へ!ひとりぼっちだったソフィーは、巨人だけお孤独なBFGと心を通わせていき、次第に友情を超えた深い絆で結ばれていく。そしてソフィーのー小さな勇気が大きなBFGを動かして、やがてイギリス最大の危機を救うことに!ソフィー役はスピルバーグに大抜擢された奇跡の新人ルビー・バーンヒル、BFG役は「ブリッジ・オブ・スパイ」でオスカーに輝いた名優マーク・ライランスと、キャスト陣にも注目が集まっている。スピルバーグとディズニーのコラボによって誕生した、リアルな感覚を持ちつつも誰もが楽しめる、夢いっぱいの感動大作は必見!

◆「ハリー・ポッター」新シリーズ、ついに始動!「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(11月23日公開)

 あの大ヒットファンタジー「ハリー・ポッター」から、新たなシリーズが登場!原作者のJ・K・ローリングが、初めて脚本を手がけたことでも話題の本作では、ハリーと同じホグワーツ魔法魔術学校を卒業した魔法動物学者ニュート・スキャマンダーを主人公に、新しい大冒険が展開される。彼が持つ魔法のトランクに入っていた危険な「魔法動物」たちが逃げ出したことで、魔法省や謎の組織に追われ、事態は思わぬ大騒動に!ニュートを演じるのは、「博士と彼女のセオリー」で知られるオスカー俳優エディ・レッドメイン。そのほか、ユニークな魔法の数々や新たなキャラクターの登場など、ハリポタファン以外も思わず胸躍るポイントが盛りだくさん!今冬の目玉映画のひとつとして要チェックだ。

 夢や希望や魔法など、いつの時代も観客を魅了してやまないファンタジー映画。2016年下半期は、特にハイクオリティーな作品が大豊作!あなたが気になるファンタジー映画はどれ?今のうちからぜひチェックしてみてほしい。【ハリウッドニュース編集部】