お騒がせセレブのクロエ・カーダシアン(32)が、女優のクロエ・グレース・モレッツ(19)を非難した。

 ラッパーのカニエ・ウェスト(39)が今年2月に「俺とテイラーはセックスするかもしれないって感じるぜ/なぜかって、俺はあのビッ●を有名にしたからだ」とラップする「Famous」という曲を発表。テイラー・スウィフト(26)はグラミー賞の受賞スピーチで「途中で成功を妨げる人、成し遂げたことや名声を自分の手柄だという人が現れるでしょう」とカニエを攻撃した。

 しかし、妻でリアリティースターのキム・カーダシアン(35)は今年6月の「GQ」誌のインタビューで夫カニエはテイラーに電話して許可を得ていたと主張。キムは現地時間16日にスナップチャットにカニエとテイラーが電話で会話している証拠動画をアップした。その後テイラーはカニエから「あのビッ●」という歌詞があることは聞いていなかったと長文のコメントを出している。

 この騒動を受けてか、モレッツはツイッターに「この業界の人はみんな穴から頭を出して、この現実の世界で実際に何が起きているのか理解するために見回すべきよ」「イライラすることや大切ではないことに自分の声を使うような無駄なことはやめて」とツイート。このつぶやきにクロエ・カーダシアンはモレッツが赤のビキニトップを着ている写真と男性におんぶされて赤のビキニのボトムスがズレて局部が見えてしまっている女性の後ろ姿の写真を並べてアップし、「これがあなたが言っている穴のこと? クロエ・グレース・モレッツ?」と返した。

 モレッツはこの反撃に対し、その時来ていた水着の全身写真を載せて、ボトムスは赤ではなくて青だったことを証明し、映画『ネイバーズ2:ソロリティー・ライジング』(原題、日本公開未定)の衣装だったことを明かした。カーダシアンはその後「私は最もいじめをする人ではないけれど、動物的本能で家族を守ったわ」「私の家族と私たちのことをコメントするのは控えることね(私も同じことをするわ)」と返している。

 しかし、人々は「19歳の子の不適切な写真を投稿しなくてもできるでしょ。あなたがイライラしているように見える。あなたは32歳でしょ。」「誰かがあなたの妹たちに同じことをしたらどう思う」とカーダシアンの行動はやりすぎだとコメントを残している。

 テイラーの親友で歌手・女優のセレーナ・ゴメス(23)は今回の騒動に「もっと話すべき大切なことがあるわ。なんで人々はもっと大切なことのために自分の声を使えないの?」「今憎しみは一番必要ではないってことが事実よ」「この業界には本当にガッカリすることもあるけど、最も影響力があるわ」とつぶやき、騒動を抑えようとした。【ハリウッドニュース編集部】