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金城武が6年ぶりの日本映画出演、人気作家・伊坂幸太郎の小説を映画化した映画『SweetRain　死神の精度』が3月22日に公開、初日舞台挨拶が行われた。舞台挨拶には、主演の金城武のほか、小西真奈美、富司純子、筧昌也監督が登壇。この日のチケットは、1回目、2回目合わせて1600席が3時間以内に完売しており、期待の高さをうかがわせる。会場には大勢の観客がかけつけ、中には劇中で金城演じる死神が身につけている白い手袋をはめた金城ファンの姿もあった。

今回、白い手袋をはめ、7日間で対象となる人間の“死”か“生”かを判断する死神を演じた金城。よくイメージされがちな、黒いコートに釜を持つ死神とは一風変わった死神を演じている。「原作のイメージをなるべく大切にしました。初めにこの出演の話しをいただいた時に原作を読んで面白いなぁと思いましたね。死神というよりは、始めから伊坂さんが作り上げた死神、千葉を演じるつもりでした。」と、演じる上で意識した点を話す。本作が長編映画では初の監督作品となった筧昌也監督は、「2005年に原作を読んでから足掛け約3年。本当に『死神の精度』を考えることが日常化していました。今日から、皆さんの手元に届いて、3歳の自分の子どもが幼稚園に入っていくような気持ちです」と、感無量の思いを述べた。

原作の『死神の精度』は、複数のエピソードで作られた作品。今回、映画化されたのはそのうちの数本ということもあり、金城の「続編ができるかもしれませんね（笑）」と、会場のファンにとっては嬉しい言葉で舞台挨拶は終了。今年、『赤壁』、『K-20／怪人二十面相・伝』と続々と出演作が続く金城にとって、今年第1弾となる本作。興行収入含め、公開後の反応が注目されている。公開中

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