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雑誌「Weeklyぴあ」調査による、4月12日公開の映画の満足度ランキングは、民営化により路線を失った鉄道員たちが主人公の社会派ドラマ『今夜、列車は走る』がトップに輝いた。2位に今年1月に放映を終了した人気シリーズがスクリーンに復活する『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』、3位に日本人女性初の心理学博士号を受けた女性、原口鶴子の足跡を追うドキュメンタリー作品『心理学者 原口鶴子の青春』が入った。(映画満足度ランキング表)
今週、注目したいのは2位の『劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』。すでに放映を終了した“電王”と、現在放映中の“キバ”のキャラクターたちが競演する仮面ライダー映画最新作だ。舞台挨拶が実施された上映劇場では、ライダーを愛する子供たちに混ざって、ミュージカル『テニスの王子様』で人気の瀬戸康史や、映画・舞台で活躍する村井良大ファンの若い女性客の姿が多く見られた。「電王とキバのコラボはいつもよりパワーアップした強さで最高!」「子供だけじゃなく親子やカップルで観ても楽しめる内容」「女性にもオススメ」など幅広い年齢層から高評価を受け『仮面ライダー』シリーズが“子供向け”映画ではなく、幅広い年齢層の観客から支持を受ける作品に成長したことを証明する結果となった。本作は動員ランキングでも首位を獲得。今夏には“キバ”シリーズの新作映画の公開も決まっており、今後の満足度の推移にも注目したいところだ。
今週1位の『今夜、列車は走る』はアルゼンチンを舞台に、失職した5人の鉄道員たちと、その家族の姿を描くドラマ。観客たちは「日本の社会状況と照らし合わせて観て、身につまされた」「解雇されてしまう親を見て、明るい未来を作ろうとする子供たちに胸がいっぱいになった」「自分も物語の中の一員になったよう」など、30代以上の観客を中心に熱いコメントが数多く寄せられた。
その他、4月12日からはジョージ・クルーニー主演が弁護士事務所の“犯罪もみ消し”屋役に挑んだ重厚なサスペンス『フィクサー』や、巨匠チャン・イーモウ監督が中国・唐王朝を舞台に描く絢爛豪華な歴史ドラマ『王妃の紋章』などが公開されている。
詳しくは、上映スケジュールと映画チケットが購入できる映画満足度ランキングへ(本ランキングは、2008年4月12日(土)に公開された新作映画13本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
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