タレントweeker

6月28日(土)より東京・渋谷のシアターN渋谷で、香港映画の伝説的な作品ばかりを集めた特集上映「香港レジェンド・シネマ・フェスティバル」の開催が決定した。同日より最新作『ミラクル7号』が公開となるチャウ・シンチー主演の日本未公開作品など、大画面で観る機会の極めて少ない貴重作が揃う本特集はアジア映画ファン垂涎の7日間となりそうだ。

今回、上映されるのはいずれも伝説的な作品として、映画ファンの間でその名を知られながら日本未公開となっていた作品ばかり。チャウ・シンチーが主演の日本未公開作『チャウ・シンチーのゴーストバスター』や、『PTU』や『マッスルモンク』で知られる香港映画界の鬼才ジョニー・トー監督が手がけた感涙のクンフー映画『裸足のクンフーファイター』など、多くのファンが上映を待ち望んできた作品がズラリと並ぶ。

また、映画『キル・ビル』に登場したギロチン・ボールの元ネタとなったジミー・ウォング主演の傑作『片腕カンフー対空飛ぶギロチン』のさらに元ネタとなる伝説的な作品『空飛ぶギロチン』や、香港映画界の名門ショウ・ブラザーズが製作したクンフー映画『残酷復讐拳』『ヒーロー・オブ・クンフー裸足の洪家拳』など、1960〜70年代に製作された歴史的な傑作も数多く公開される。

香港映画の未公開作がここまで揃う機会は非常に少なく、数年後には“伝説”と呼ばれるであろう本特集。この機会に幻の名作を大画面で堪能してみてはどうだろうか。

■「香港レジェンド・シネマ・フェスティバル」上映作品
『裸足のクンフーファイター』(1993年)
『ファイヤーライン』(1997年)
『チャウ・シンチーのゴーストバスター』(1995年)
『冷血十三鷹』(1978年)
『空とぶギロチン』(1975年)
『チャウ・シンチーのゴーストハッスル』(1990年)
『チャウ・シンチーの熱血弁護士』(1992年)
『武侠怪盗英雄剣・楚留香』(1977年)
『ヒーロー・オブ・クンフー裸足の洪家拳』(1975年)
『残酷復讐拳』(1978年)
『液体人間オイルマン』(1976年)
『アジア秘密警察　香港バージョン』(1967年)
『唐朝エロティック・ストーリー』(1984年)

2008年6月28日(土)〜7月4日(金)まで
シアターN渋谷にて開催