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本郷奏多が“GOTH少年”を演じるために「死体が載っている本を眺めた」
2008年12月02日 12時00分 [舞台挨拶]
高梨臨、本郷奏多

人気作家・乙一の出世作で、累計発行部数100万部を超えるベストセラー小説を映画化した『GOTH』の完成披露試写会が1日、都内で開催され、主演の本郷奏多、高梨臨らが舞台あいさつを行った。

公開中の『青い鳥』、12月20日(土)の『K-20 怪人二十面相・伝』など、出演作がめじろ押しの本郷が今回演じるのは、クラスの明るい人気者であると同時に、幼いころから殺人や死体といった人間の暗黒面(ゴス)に引きつけられる高校生という難役。クールで繊細な印象が強い本郷にとってピッタリの役柄と思いきや、「僕は人を殺したこともないし…。ゴスのことはよく分からない」と感情移入が難しかった様子。役作りについて話が及ぶと「監督が薦める映画を見たり、死体が載っている本を眺めたりしましたね」と、猟奇的な少年へと変ぼうを遂げるまでの苦労を明かした。

原作の持つ独自な美意識を再現するため、高橋監督は“銀残し”という特殊な現像方法を採用。映画版『GOTH』をダークな青春ストーリーに仕上げている。高橋監督は「人間、特に青春期にある少年少女の心の闇を描きたかった。ふたりの存在なしでは成立しなかった」と本郷と高梨の演技を絶賛。本郷は「これを見て、また明日から頑張ろうって思える作品じゃないですけど…。美術品を鑑賞するように世界観を楽しんでもらえれば」と見どころを語っていた。

『GOTH』
12月20日(土)より、渋谷シアターTSUTAYAほか全国順次ロードショー

取材・文・撮影:内田涼

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