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北川悦吏子監督が北乃きい、岡田将生のリアルな演技に思わず涙!
2008年12月10日 12時06分 [舞台挨拶]
(左から)北乃きい、岡田将生、北川悦吏子監督

「愛していると言ってくれ」や「ロングバケーション」など数多くの大ヒットドラマを世に送り出してきた脚本家・北川悦吏子が初監督を務めた映画『ハルフウェイ』。本作の完成披露試写会が9日に都内で行われ、監督のほか主演の北乃きい、岡田将生、プロデューサーの岩井俊二が舞台あいさつを行った。

数々の恋愛ドラマで多くの共感を呼び、見る者をとりこにしてきた北川監督が今回描くのは、卒業を目の前にした高校生のピュアで切ない初恋物語。進路にゆれる高校生ならでは悩みや恋する気持ちをリアルかつ繊細に描き出していく。

セリフはほとんど主演のふたりに任せていたそうで、北川監督いわく、「生の10代の言葉、気持ち、動作」という。撮影シーンが終わってもふたりはずっと芝居を止めずに役に入り込んでいたそうで、そんな姿に北川監督は「思わず泣いてしまった」と打ち明けた。

これについて、北乃が「思ったことを言ったら思ったように返してくれて、それが続いていった感じ。あまりプレッシャーも感じず、自分たちのやりたいようにできた」と語ると、岡田は「北乃さんが言ってくれるから僕の役目は受けとめるだけでした。素の部分がかなり出ていて恥ずかしいです」と照れくさそうに語った。

この日は、本作の音楽を担当したSalyuとプロデューサーの小林武史が途中で舞台に登場し、主題歌「HALFWAY」の生演奏を披露。キャストをはじめ会場にいた観客は、Salyuの力強くもやさしい歌声に酔いしれた。

小林の手掛けた切ないメロディと、岩井と北川が描いた繊細で美しい映像が醸し出した透明感溢れる世界。その世界で、ナチュラルで等身大の演技を見せるふたりの姿に、思わず青春時代の淡くて酸っぱい恋の記憶を重ねあわせてしまう極上の1作が完成した。

『ハルフウェイ』
2009年2月ヒューマントラストシネマ(渋谷アミューズCQN改め)、シネカノン有楽町2丁目、新宿バルト9ほか全国にて公開

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