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中居正広、主演映画動員100万人突破でファン100人に「すいとん」振る舞う
2008年12月15日 11時35分 [舞台挨拶]

公開15日目で早くも入場者100万人を突破した映画『私は貝になりたい』のヒットを記念し、14日、赤坂TBSのホワイトサカス広場ですいとん配布イベントが開催され、主演の中居正広がファン100人にすいとんを振る舞った。劇中では貧しい食環境の下、家族3人が慎ましくすいとんを囲んで食べるシーンが印象的に描かれている。

朝からの雨でこの冬一番の冷え込みとなったこの日、中居はステージに登壇中「寒い、寒い」を連発していたが、温かなすいとんに舌鼓を打つと今度は「うっめぇー」とその味を絶賛。すいとんを食べるシーンを振り返りながら「他にも大切なシーンがたくさんあるのに、なぜかあのシーンは何百回もリハーサルしましたね」と中居が語ると、同席した福澤克雄監督は「あのシーンで家族の平和な雰囲気を作らなくてはと思って」とコメント。撮影現場では料理好きな福澤監督がカレーやシチュー、豚汁などを振る舞ったそうだが、役作りのためダイエット中だった中居は一切口にすることが出来なかったそうで「僕にはやせろ、やせろというくせに……」と当時の不満をもらす一幕も。

今も好調な動員を記録している『私は貝になりたい』は、正月シーズンも上映されることになっており、中居は「我々日本人が観るべき、観て損しない映画だと思います。大切な人と一緒に観てほしい」と改めてアピール。イベント後の囲み取材では「今年はSMAPも揺れ動きました」と今年を漢字一文字で「揺」と表していた。

取材・文：内田涼

『私は貝になりたい』
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