あなたが好きなタレントの
出演情報をメールでお知らせ♪

タレント ニュース

映 画

チーム・ワークは抜群! 『チーム・バチスタの栄光』の凸凹コンビ再び
2009年01月30日 18時30分 [邦画]
(前段左から)阿部寛、竹内結子、堺雅人、中村義洋監督、高嶋政伸、山本太郎、貫地谷しほり

昨年公開され、大ヒットを記録した映画『チーム・バチスタの栄光』の主役コンビが新たな謎に挑む最新作『ジェネラル・ルージュの凱旋』の製作報告会見が30日、都内で行われた。

竹内結子演じる病院の窓際医師・田口と、阿部寛演じるクセ者の厚生省役人・白鳥のコンビが再登場する本作。竹内は「1年後の田口という設定なんですけど、撮影も前作からちょうど1年後ぐらいだったので、現場に戻るのに違和感は感じませんでした」と笑顔でコメント。阿部は「第2弾ができて本当にうれしい。前回とは少しテイストが違って、骨太で社会派のいい作品になりました」と完成度に自信を見せた。

今作では竹内と阿部の演じる名コンビに加え、“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)”の異名を持つ医師・速水率いる救命救急チームも抜群のチームワークを見せているという。速水役の堺雅人は「原作小説に“鉄の結束を誇る救命救急チーム”という文章があって、それをどう出せるんだろうと撮影前から考えていたんですが、クランクアップの時には離れがたいほどの愛着がありました」とコメント。同チームに所属する医師を演じた山本太郎も「長い撮影の中で結束が強まった」と語り、また看護師役の貫地谷しほりは「医療練習や撮影などを通して堺さんをはじめ、みなさんを尊敬できたから仲良くなりたいと思えた」と撮影時を振り返った。

そんな俳優たちの絶妙なコンビネーションで描く本作は前作同様、先の読めないミステリーを描きながらも、前作以上にシビアな医療問題の現状に焦点をあてた作品になるという。前作に続いてメガホンを執った中村義洋監督が「原作を読んで『デフォルメしすぎじゃないの』と思ったことも、実際に救命救急の先生たちに取材して、嘘ではないということがわかりました。映画を観ていただくと『本当かよ?』と思うかもしれないんですけど、この映画に描かれていることは本当なんです」と語ると、精神神経科准教授役の高嶋政伸は自身の役についてリサーチしていく中で「この映画の中には現在の医療が抱える問題点が描かれている」ことに気づいたという。

最後に竹内も「田口を通じて、みなさんが医療が抱えている悩みや問題を見つけていただけるとうれしい」と語るなど、『チーム・バチスタの栄光』の続編は、前作のテイストを引き継ぎつつ、救命救急や医療費の問題など、観客にとってより身近な問題を取り上げた作品になりそうだ。

『ジェネラル・ルージュの凱旋』
3月7日(土)より全国ロードショー

チケットぴあ

映画のニュース もっと見る

最新ニュース もっと見る