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「命をかけてやった」 4時間の大作『愛のむきだし』がついに公開
2009年02月02日 17時59分 [邦画]
主演の(左から)西島隆弘と満島ひかり

『自殺サークル』や『紀子の食卓』などの作品で知られる鬼才・園子温監督の最新作『愛のむきだし』が1月31日に初日を迎え、主演の西島隆弘、満島ひかりをはじめ、渡部篤郎、渡辺真起子、安藤サクラ、園監督が登壇する舞台あいさつが都内で行われた。

『愛のむきだし』は神父である父に愛されるために進んで罪を作ろうと励む主人公・ユウと、彼が出会った運命の女性・ヨーコの物語を軸に、盗撮や宗教、洗脳など、さまざまな要素が盛りこまれた237分の大作。園監督は「最初はもっと短いラブストーリーだったんですけど、次々にキャラクターを登場させたら面白くなりまして、結果的に4時間になってしまいました」とコメント。劇中で盗撮や女装など過激な行為に挑んだ主人公・ユウ役の西島は「いろんな愛のカタチが表現されるのも人間なんじゃないかと作品を通してわかったので、観ていただいて何か感じていただけるとうれしい」と語り、女装については「個人的にはメイクまでしたかった」とこだわりを見せながらも「出来栄えはお客さんに判断していただければ」と笑顔を見せた。

一方、満島はマイクを手にして話し始めるなり「あの私、感極まっちゃって泣きそうなんですけど」と感涙。目を赤くはらしながら「本当に命かけてやりました。毎日ギリギリの状態ですごいツラかったんですけど、生まれて初めて心から生きてる実感がする現場でした」と撮影時を振り返った。

そんな中、ユウの父親である神父役を演じた渡部は「素晴らしい神父をやりました渡部篤郎です。私が唯一この映画のちゃんとした出演者です」とあいさつし、観客から笑いを誘ったかと思えば、撮影当時のエピソードを聞かれた際も「忘れてしまいましたね。撮影がずいぶんと前だったんで」と回答するなど終始、マイペースな受け答えで観客だけでなく、登壇者たちからも笑いを引き出していた。

『愛のむきだし』
公開中

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