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品川、ゴリ、キム兄、板尾が長編初監督作に込めた想いとは?
2009年02月24日 20時30分 [映画祭]
記者会見に出席したゴリ、板尾創路、木村祐一、品川祐,撮影:星野洋介

今年、産声をあげる日本発の新たな国際映画祭、沖縄国際映画祭が3月19日(木)より4日間、沖縄県北谷町にて開催される。24日(火)都内にてそのラインナップ発表会見が行われ、板尾創路をはじめ、品川ヒロシ、ガレッジセールのゴリ、木村祐一が華麗な正装で登場。監督として映画祭に臨む熱い気持ちを語った。

本映画祭では、それぞれ4人の長編映画デビュー作が上映される。品川監督作『ドロップ』は本人の中学生時代を映画化したもの。品川は「ヤンキー映画というより涙と笑いありの青春映画。老若男女すべての方に観てほしい」と作品の魅力をアピール。『南の島のフリムン』は沖縄県出身のゴリが、うちな〜(沖縄)魂を込めた1作で、「沖縄といえば、僕はやっぱり基地の島。この作品は米兵との触れ合い、もめ事も取り込んだ、ゆいまーる(助け合い)を描いたハートフルなコメディに仕上がったと思う」と作品に秘めた想いを覗かせた。

木村監督作『ニセ札』は、戦後混乱期に起きた実在のニセ札事件を基にしたもの。木村は「庶民にとって大変な時代でも、ジメジメした犯罪ではなく、趣味ぐらいの軽い気持ちで彼らはニセ札を作ってたんじゃないかな、と妄想して映画を作った」と語った。たとえ映画のためでも実際に国内で紙幣を印刷すると即逮捕されるらしく、「一時はもう、ニセ札を作んなきゃいいじゃんとさえ思った」と、技術的に苦労した撮影裏話も明かした。「タイトル通り、僕が脱獄するのは間違いないんで」と語ったのは板尾監督。その名もずばり『板尾創路の脱獄王』で、「小さい頃から『大脱走』みたいな脱獄映画が大好きで、自分で作れたらいいなと。うれしいことに國村準さんや石坂浩二さんが共演に決まって、ほんとに“脱獄しがい”のある映画になった」と“ユルさ”と“やる気”を感じさせる板尾ならではなひと言を残した。

またその後、映画祭の他作品の中で気になるものを訊ねられた各監督。ゴリは『GOEMON』(本人が出演)、板尾は『ビバリーヒルズ・チワワ』(チワワが気になるらしい)を挙げる中、キム兄はなぜか「ジンベイザメ」と珍回答。もちろんそんな作品は上映されないのだが、どうやら彼は美ら海水族館のジンベイザメにご執心らしい。「沖縄自体が絶対に楽しいし、そこに世界から映画ファンが集まる祭りが楽しくない訳がないんですよ」とゴリも語ったが、映画はもちろん、“楽園”沖縄の持つ魅力も存分に楽しめる映画祭となることは間違いないだろう。

「沖縄国際映画祭」
3月19日(木)〜22日(日)
沖縄県北谷町「アメリカンビレッジ」および近郊にて開催

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