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これが地球の現状だ! 環境を知る国際映像祭が開催
2009年02月27日 15時08分 [映画祭]
『ペンギンのおうちはどこ?』

地球温暖化を題材にしたドキュメンタリー映画『不都合な真実』が世界的に大反響を呼び、レオナルド・ディカプリオが同様の内容を示した『The 11th Hour』を自らの手で製作するなど、世界的に地球環境への関心が高まっている今日この頃。日本でも環境に関する映像作品が次々と登場する一方、安易な内容の作品も多々あり、もっとしっかりとした地球の現状が知りたいと感じることが多いのではないだろうか? そんな人にぜひ足を運んでほしい映像祭「アース・ビジョン 地球環境映画祭」が開催される。

3月6日(金)から8日(日)まで開催される「アース・ビジョン 地球環境映画祭」。今年で17回目を迎える本映像祭は、この重ねた回数からもわかるように、まだ環境問題が声高に叫ばれていない1992年からスタート。いち早く地球環境問題に着目し、毎年、環境の現状を伝える世界の優れた映像作品を紹介している。

今年もラインナップを見渡すと、地球で起きている変化を報告する力作がずらり。バングラデッシュ南部の船舶の解体現場で起きている環境汚染と、命を削って生きる労働者たちの姿をリポートする『鉄を喰らう者たち』や、温暖化だけではない北極に迫る危機の真実を伝える『沈黙の雪』、廃棄物から金属を取り出す危険な稼業で生業を立てるしかない中国南西部の貧しい村人たちの日々を追った『瓦全−無為に生きながらえ』など、深く考えさせられる作品が並ぶ。ただ、このようなメッセージ色の強い作品だけではなく、『ペンギンのおうちはどこ?』といったユーモアを大切にしたアニメ作品なども紹介される。

大人だけではなく子供も楽しく知識を得られる内容で構成された本映画祭。今の環境問題でもっともクローズアップされているのは地球温暖化だが、ここに並ぶ作品を見ると、温暖化は問題のひとつに過ぎず、人間の生活そのものが密接に環境や自然とつながっていることに改めて気づかされる。今、地球のおかれている現状を、本映画祭を通して、自分の目で確かめてほしい。

文:水上賢治

■アース・ビジョン 第17回 地球環境映像祭
日程:3月6日(金)から8日(日)
会場:新宿区四谷区民ホール

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