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『虹の女神 Rainbow Song』の熊澤尚人監督による新作『おと・な・り』の完成披露試写会が9日(月)、都内で開催され、主演の岡田准一、麻生久美子をはじめ、谷村美月、岡田義徳、池内博之ら共演者と熊澤監督が舞台あいさつを行った。
同じアパートの隣同士に住みながらも、1度も顔をあわせたことのない男女が、お互いに淡い恋を募らせていく様を描いた本作。30代という人生の転機に差し掛かった主人公たちの悩みとともに、ピュアな大人の恋物語が静かに綴られていく。
普段、男っぽい話や群像劇を好んで観るという岡田は、等身大のラブ・ストーリーに初挑戦。「ちょっと恥ずかしいというのがあったんですけど、今回やってみて“フィットした”感じです。“フィットした”というと変な感じですけど(笑)、現場に嘘がないようにスタッフ・共演者が準備を固めていてくれたりとか、すごく演技がやりやすかったので、それが“フィット”というか」と、岡田ならではのユニークな言葉を使いながら、繊細な役柄を演じきった手応えを語った。
ちなみに、そんな岡田に現場で翻弄された(?)という麻生。「とにかくよく嘘をつく方で(笑)。ちょっとずつ騙されてあまり話が上手くできなかったなと、ときどき落ち込んだりしてたんですけど。でも好きな映画の話をしだしたら、すごくいきいきとお話してくれて」と、岡田の素顔をうかがわせるエピソードを披露。また、本作については「30歳くらいの男女の微妙な心の揺れ動きとか、恋愛に発展するまでの心情を丁寧に描いてる作品で、観ていて共感できる温かい映画になったと思います」とコメントした。
現在、日本映画に欠かせない女優として多忙な日々を送る麻生。彼女にとっても「いろんな仕事や恋愛に頑張って走り続けていても、ちょっと足を緩めて止まってみたりするということが、この先の自分にとってすごく大事なことなんだなと改めて感じました」と語り、普段の日常生活ではなかなか気付きにくい、”心の休憩場所”が本作にはあるのかもしれない。
『おと・な・り』
5月16日(土)より恵比寿ガーデンシネマで先行公開、5月30日(土)より全国順次公開
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