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数々のイタリア映画を日本に紹介し続けてきた映画ファンの恒例イベント「イタリア映画祭2009」が今年も4月30日(土)から5月5日(火・祝)まで東京・有楽町朝日ホールで開催される。

今年、本映画祭で上映されるのは長編12作品と短編1作品。『イル・ディーヴォ』は戦後イタリアを代表する政治家のひとり、ジュリオ・アンドレオッティ元首相を題材にした作品で、2008年カンヌ映画祭の審査員賞に選ばれた。また、ナポリの犯罪組織の実態を壮絶なタッチで描いた『ゴモラ』は同じくカンヌ映画祭でグランプリに輝いている。また、第二次世界大戦という時代の波に翻弄される親子の姿を描いた『ジョヴァンナのパパ(原題)』は2010年に日本公開を予定しているが、本映画祭でプレミア上映が開催される。さらに、世界中に根強いファンをもつ巨匠ミケランジェロ・アントニオーニ監督の短編『ミケランジェロのまなざし』が上映されるのも見逃せない。

本映画祭での反響を受けて、一般公開が実現した作品の数も増えてきており、日本未公開作が楽しめるのはもちろん、日本での一般公開前にイタリア映画の最新作を鑑賞できる機会として、本映画祭は回を重ねるごとに映画ファンの注目を集めている。

■「イタリア映画祭2009」 上映作品
『よせよせ、ジョニー』
『ソネタウラー “樹の音”の物語』
『見わたすかぎり人生』
『私を撮って』
『イル・ディーヴォ』
『赤い肌の大地』
『パ・ラ・ダ』
『プッチーニと娘』
『やればできるさ』
『運命に逆らったシチリアの少女』
『ゴモラ』
『ジョヴァンナのパパ(原題)』
『ミケランジェロのまなざし』
4月30日(木)〜5月5日(火・祝)
有楽町朝日ホールにて開催
※チケットは3月21日(土)より発売
※14日(土)より電子チケットぴあにて先行抽選販売あり

• 「イタリア映画祭 2009」 チケット情報
• 「イタリア映画祭 2009」 公式サイト