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貫地谷しほりがプロポーズに「ぜひ!」と笑顔で承諾
2009年03月24日 12時45分 [洋画]
(左から)プロデューサーのミロスラフ・シュミットマイエル氏、貫地谷しほり、イジー・バルタ監督、配給会社アットアームズの真部利治氏

“チェコ・アニメ最後の巨匠”と呼ばれるイジー・バルタ監督が24年ぶりに手がけた最新作『屋根裏のポムネンカ』のジャパン・プレミアが18日、「東京国際アニメフェア2009」で行われ、バルタ監督と、プロデューサーのミロスラフ・シュミットマイエル氏、声優初挑戦にしてヒロインの人形・ポムネンカを演じた貫地谷しほりがトークショーを行った。

『屋根裏のポムネンカ』は、悪の親玉にさらわれた少女・ポムネンカをかわいいオモチャたちが必死で救出に向かうというもの。仲良く暮らしていた屋根裏の古いトランクから外の世界に旅立つオモチャたちの冒険がファンタジックな映像で綴られていく。

イジー・トルンカら、名だたる監督によってもたらされた、かつてのチェコ・アニメ黄金期も、“コマ撮り”という人形アニメで用いる手法が高コストであることから衰退。ここ10年、なかなか作品が生み出されない状況が続いていた。しかし、バルタ監督は「CGといった新しい技法はいろいろあるが、人間は自らの手でさわって、それに“命を吹き込む”という作業を忘れてはならない。デジタル・アニメーションというのは決して悪いことではないと思うが、人形というのは形だけでなく“魂”が宿っていると、私は信じています」とコメント。本作では人形たちがいきいきと動き、不思議な映像世界が映し出されていくが、貫地谷は「例えば今のTV番組ってテロップが入って、そこが面白いとこなんだって笑ったりするのが多いけど、(『…ポムネンカ』では)自分の想像力を働かせてどんどん面白いところを見つけてほしい」とその楽しみ方を語った。

トーク後には、“ポムネンカスペシャル応援団”として、いっこく堂が登場し、腹話術パフォーマンスを披露。日本を代表する人形アニメ作家・川本喜八郎の作品や、2003年のオスカー候補にもなった『頭山』など、日本のアニメも好んで観ているというバルタ監督も、その独特な腹話術に「言葉が出ないです。初めてなのでびっくりしました」と終始、驚きを見せた。また、「ポムネンカに惚れた」といういっこく堂の人形が、貫地谷本人に求婚するといった珍場面もあったが、なんと貫地谷は「ぜひ!」と笑顔で承諾。会場は笑いとともに盛り上がった。

『屋根の裏のポムネンカ』
今夏より渋谷・ユーロスペースほかにて公開

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