タレントweeker

雑誌「ぴあ」調査による2009年3月27日、28日公開の映画の満足度ランキングは、驚くほどやんちゃでおバカな犬マーリーに振り回される新婚カップルの姿を描いた『マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと』がトップに輝いた。2位に音楽史に名を残す歌姫マリア・カラスの生涯に迫ったドキュメンタリー『マリア・カラスの真実』、3位にビジュアル系バンドを組む若者たちの友情と成長を描く青春映画『ビートロック☆ラブ』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『マーリー…』は小さな子どもから年配の観客まで幅広い層から支持を得ており、「原作を読んでいてラストを知っていても涙が止まらなかった」(10歳)、「家族の生活や、人生について考えさせられる」(51歳)など、上映後の劇場では好評が多数寄せられた。また、「犬を飼っていた自分の過去と重なった」、「自分も犬を飼っているので内容がよく伝わってきた」など“飼い主さん”から高い評価を受けていたのも特徴的だった。

2位の『マリア・カラスの真実』はタイトル通り、歌手マリア・カラスの生涯を描いた作品だが「彼女の最盛期の声が堪能できたのはうれしい限り」「音楽家としてだけではなく、女性マリア・カラスの生涯を描いているのも良い」などのコメントが寄せられ、高い満足度を記録した。また、彼女を題材にした作品はこれまで数作公開されているが、「これまでのカラスの映画の中で最も良い」とコメントした観客が多かったのも見逃せないところだ。

その他、28日からはTV・映画で大ヒットを記録した『相棒』シリーズ初のスピンオフ作品『相棒シリーズ　鑑識・米沢守の事件簿』や、全世界でカルト的な人気を誇るグラフィック・ノベルを映画化した『ウォッチメン』などが公開されている。

詳しくは、上映スケジュールと映画チケットが購入できる映画満足度ランキングへ

(本ランキングは、2009年3月27日(金)と28日(土)に公開された新作映画14本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

• シネマぴあ「映画満足度ランキング」へ
• 『相棒シリーズ　鑑識・米沢守の事件簿』 六角精児・宮本浩次 対談
• 『ウォッチメン』 ザック・スナイダー監督 インタビュー
• 『マーリー　世界一おバカな犬が教えてくれたこと』 作品情報
• 『マリア・カラスの真実』 作品情報
• 『ビートロック☆ラブ』 作品情報