タレント ニュース
映 画

『スカイ・クロラ』の押井守が企画協力を、『精霊の守り人』の神山健治が脚本を手がけたアクションホラー・アニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を実写化した『ラスト・ブラッド』がついに完成し、2日、都内で行われた完成披露試写会に主演のチョン・ジヒョン、小雪のほか、プロデューサーのビル・コン氏、『BLOOD…』の製作会社Production I.Gの社長である石川光久氏が登壇した。
『ラスト・ブラッド』は人間を襲うオニと、オニに父を殺された少女サヤの戦いを描いた作品。プロデューサーのビル氏は「私は原作となった『BLOOD…』を観たのは2001年のことでした。その時から作品に圧倒されて、映画化したいと思っていましたので、8年間、この日を待ちわびていました」と笑顔を見せた。
主人公のサヤを演じるジヒョンは、本作がアクション映画初挑戦となるが「女優になってからそれほど苦労をしないできましたが、今回の撮影で死ぬほどの苦労を味わうことになりました。肉体的にも精神的にもあまりにもツラくて『もうアクション映画はやりたくない』と思ったりもしましたが、完成した作品を観たら、素晴らしい出来栄えでしたので、またアクション映画に挑戦したいですね」とコメント。一方、サヤの父を殺したオニ、オニゲンを演じた小雪は「オニゲンは原作にはない役ですが、彼女の存在や絶対的な美しさといった妖艶さをどうやって出すかに念頭におきました」と撮影時を振り返った。
そんなふたりの演技について石川氏は「サヤというキャラクターは見た目は16歳だけど、何百年も生きて時代に翻弄されてきた難しい役。でも、映画を観て『この役をできるのはチョン・ジヒョンさんしかいない』と思いましたね。押井守監督と一緒に観たんですけど『チョン・ジヒョンさんと映画を撮りたい!』とほれ込んでましたね」とジヒョンの演技を絶賛。また、石川氏が「小雪さんはどんな役をやっても本当に美しいんだな、とスタッフで驚いてました」と語ると、小雪は照れ笑いを見せていた。
『ラスト・ブラッド』
5月29日(金)より公開
関連リンク(外部リンク)
映画のニュース もっと見る
-
映 画
2021年12月28日 17時52分 更新オンライン特別上映 JAM THE CINEMA Vol.2『エル プラネタ』 -
映 画
2021年09月14日 16時40分 更新佐久間由衣を主演に20代の悩みと心の揺れを繊細に描く -
映 画
2021年08月16日 13時57分 更新スパイだった実在の歌手描く映画『グンダーマン 優しき裏切り者の歌』先行配信決定! -
映 画
2021年06月28日 10時33分 更新ヒップホップ黎明期を記録した伝説のドキュメンタリー映画「Style Wars」が先行配信決定! -
映 画
2021年05月17日 12時51分 更新映画『Style Wars』× JAM THE PLANET 特別オンライン上映会開催