タレントweeker

世界中の女性のあこがれ“シャネル”ブランド。その創立者で、ファッション・デザイナーでもあるガブリエル・“ココ”・シャネルの半生を描いた映画『ココ・アヴァン・シャネル』が完成。日本時間7日、パリのゴーモン・マリナン劇場でワールドプレミアが開催され、主演のオドレイ・トトゥをはじめ、キャスト、スタッフらが登壇した。

このワールドプレミアには、フランス本国をはじめ、日本、ブラジル、ドイツ、メキシコなど国内外のメディアやファンら1200人が参加。主演のオドレイが会場に到着すると、大勢の観客から大きな拍手と歓声が沸き起こった。オドレイは「一生懸命演じた感動的な作品。映画の中では今まで知らなかったシャネルの生活や、彼女の喜びや悲しみを知ることができます」と作品をPRし、今月22日からのフランスでの公開を前に「どうなるのかとても楽しみ。この映画を好きになってもらえるとうれしい」と語った。

本作は、孤児だったシャネルがあらゆる体験を重ねながら、成功や自由、スタイルの象徴として愛され続ける伝説のファッション・デザイナー、ココ・アヴァン・シャネルになるまでを描いている。現地メディアは、既に本作を大絶賛しており、公開後の興行収入にも期待できそうだ。

今年は“シャネルの年”と言わんばかりに、本作『ココ・アヴァン・シャネル』のほか、シャネルの晩年の生き方に焦点をあてた『ココ・シャネル』、シャネルとロシアの亡命作曲家ストラヴィンスキーとの愛を描いた『Coco CHANEL&Igor Stravinsky,The Secret Story（原題）』が公開される。どの作品も異なる切り口でシャネルを描き、それぞれにゴージャスな衣装も登場することから、女性はもちろん、ファッションに興味がある人にも見逃せない3作品となるのではないだろうか。

『ココ・アヴァン・シャネル』
9月、全国ロードショー

• 『ココ・アヴァン・シャネル』 作品情報