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昨年末から昨月まで全国で上演され、約12万人を動員したミュージカル『愛と青春の宝塚　恋よりも生命よりも』が映像化され、7月4日(土)より全国の映画館で上映されることが決定した。

『愛と青春の宝塚…』は第二次世界大戦の始まった1939年に設立された宝塚歌劇団で、時代の波に翻弄されながらも華やかな舞台に情熱を注いだ劇団員“タカラジェンヌ”たちの姿を描いた作品。2002年にTVドラマとして放映され反響を呼び、昨年末に閉館を迎えた新宿コマ劇場の“ファイナル・ミュージカル”として舞台化された。注目は紫吹淳、湖月わたる、彩輝なお、貴城けい、星奈優里、大鳥れい、紫城るい、映美くららの元宝塚トップスター8人が顔をそろえたことで、上演前からファンの間で大きな話題を呼んだ。

今回の上映に際し、出演者たちは「みなさまに笑いと感動を与えた『愛と青春の宝塚』を今度は映画館でもう一度楽しんで頂きたいと思います」(紫吹)、「生の舞台を観て下さった方はタカラジェンヌの熱い想いをもう一度、観ていない方はこの機会に是非」(湖月)、「戦時中でも、“清く正しく美しく”の精神をひたすらつらぬいた乙女たちの物語を是非、劇場でご覧下さい」(彩輝)と喜びのコメントを寄せている。

華やかな舞台上の世界と、時代の波に翻弄される苦渋に満ちた人間ドラマの両方を見事に描ききった作品として上演時に高い評価を得た『愛と青春の宝塚　恋よりも生命よりも』は宝塚歌劇団のファン、公演を見逃した方はもちろん、映画ファンにとっても見逃せない作品となりそうだ。

『愛と青春の宝塚　恋よりも生命よりも』
7月4日(土)より、丸の内TOEI2ほか全国順次公開

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