タレントweeker

『マッハ！』のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督の最新アクション映画『チョコレート・ファイター』の特別試写会が15日、都内で行われ、主演を務めた“ジージャー”ことヤーニン・ウィサミタナンと、主人公の父親を演じた阿部寛が舞台あいさつを行った。

自閉症をわずらいながらも、並外れた身体能力で次々と屈強な男たちを倒していく最強のヒロイン、ゼン役をスタントなしで熱演したジージャーは「どうやったら、私のように小さな体の女の子が、男を相手に戦って勝つということに現実性を持たせることができるか、監督はずっと頭を悩ませていました。観る人が納得できるように作ったスピード感としなやかさを併せ持ったアクションシーンをご覧ください」と笑顔でコメント。一方、監督のアクションに対するこだわりに関心をもったという阿部は、二つ返事で出演を決めたそうで、「日本ならありえないぐらい贅沢なスケジュールの中で作ったものだけに、クオリティの高いものができている」と作品の完成度に自信を見せた。

また、当日はお笑いコンビのザブングルの松尾陽介と加藤歩も応援に駆けつけ、加藤とジージャーによる格闘対決が行われた。ジムの指導員から「格闘家なみの筋肉をしている」とホメられたことのある加藤だが、スピード感あふれるバック回し蹴りと、華麗なブリッジキックを披露したジージャーにあっさりと完敗。しかし、加藤の力んだ変顔にジージャーは笑いを抑えられず、「アクションができなくてもすごい武器をお持ちですね」とその顔技を絶賛し、会場の笑いを誘っていた。

『チョコレート・ファイター』
5月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国ロードショー

• 『チョコレート・ファイター』 作品情報&特別映像
• 全編スタントなし！　史上最強ヒロインの“生傷映像”が到着！