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旧作も一挙上映。“ウォレスとグルミット”の最新作が今夏登場
2009年04月22日 09時55分 [洋画]
シリーズ最新作『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』,(C)Aardman Animations Ltd 2008

『チキン・ラン』など数々の名作クレイ(粘土)・アニメーションを世に送り出してきたイギリスの人気監督、ニック・パークの代表作“ウォレスとグルミット”シリーズの最新作『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』が今夏、日本に上陸する。

シリーズ初の長編作『…野菜畑で大ピンチ!』に続く本作は、シリーズの原点に戻った29分の短編作品。奇妙な発明品ばかり作り出すウォレスと、そんな彼を助けるために奔走する愛犬グルミットのコンビが街にパン屋さんを開店。しかし、ふたりはパン職人を狙う“パン屋さん連続殺人事件”に巻き込まれる。これまでのシリーズ同様、巧みな物語運びと、シニカルな笑い、愛らしいキャラクター、そして超絶技巧をつくしたアニメーション表現が高い評価を受け、昨年末にTV放映を行った本国イギリスでは、視聴率58%という驚異的な記録を打ち立てている。

また、日本公開に際し、本作と併せて、これまでの短編作品が新字幕/新吹き替え、デジタル・リマスター版で上映されることも決定。パーク監督が6年の歳月をかけて完成させた“ウォレスとグルミット”シリーズの第1作『チーズ・ホリデー』をはじめ、1994年のアカデミー賞最優秀アニメーション賞を受賞した傑作『ペンギンに気をつけろ!』、一夜にして消えた羊の群れを追ってウォレスとグルミットのコンビが奔走する姿を描き、再びオスカーに輝いた『ウォレスとグルミット、危機一髪!』の3作品が、美しい映像と音響でスクリーンに登場する。

『ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢』
7月18日(土)よりシネマアンジェリカほか全国順次公開

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