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雑誌「ぴあ」調査による2009年4月24日、25日公開の映画の満足度ランキングは、クリント・イーストウッド主演・監督作『グラン・トリノ』がトップに輝いた。2位に大人気アニメシリーズの劇場版最新作『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』、3位にベストセラーとなった著作を自ら映画化した『島田洋七の佐賀のがばいばあちゃん』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『グラン・トリノ』は、映画史にその名を刻む名監督・名俳優、クリント・イーストウッドの新作だけあり、上映後は幅広い層の観客から「社会はどうあるべきか、そして人間の価値について迫った映画」「ストーリーの構成がしっかりしていて、骨のある映画」など、絶賛の声が寄せられ、前作『チェンジリング』に続いて堂々の満足度トップを獲得した。

2位の『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』は、人気アニメ・スタジオ、ガイナックスが製作を、劇団☆新感線の座つき作家、中島かずきが脚本を手がけた冒険ドラマ。前作『…紅蓮篇』も動員・満足度とも圧倒的な数字をたたき出し、続編の結果が注目されたが、上映初日の劇場は立ち見まで出る大盛況。上映終了後、劇場から次回上映を待つ観客の長い列ができるロビーに出てきた観客たちは「ひとりひとりのキャラクターに個性があり、それらがひとつの物語にしっかりとまとまっている」「TVシリーズとは異なる切り口で物語が描かれ、作品についての解釈を広げている」「ふだん、あまりアニメを観ないのだが、入り込みやすい作品だった」など、高評価を連発。満足度ランキングも前作同様、2位を記録した。今後、口コミ効果などで、ロングラン・ヒットが期待される。

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(本ランキングは、2009年4月24日(金)、25日(土)に公開された新作映画16本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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• 『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』 作品情報
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