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世界遺産にも登録されている港町アマルフィなど、全編イタリア・ロケを行ったサスペンス大作『アマルフィ 女神の報酬』の製作報告会見が30日、都内で行われ、織田裕二、天海祐希、戸田恵梨香、佐藤浩市と、原作者の真保裕一、西谷弘監督らが出席した。
『アマルフィ 女神の報酬』は、イタリア・ローマで起こった日本人少女誘拐事件に巻き込まれた外交官・黒田(織田)が、先の見えない謎の事件の全貌に迫るサスペンス超大作。
フジテレビ開局50年記念作となる本作について、企画とプロデュースを手がけた大多亮氏は「TVドラマやベストセラーの映画化ではなく、オリジナルの大作を作りたかった」と語り、本作がフジテレビ映画史上、最高額の製作費が投入されたことを明かした。主演の織田が「最初にこの企画を頂いた時は『なんてムチャな、なんて無謀な企画なんだ』と思いました」と語る通り、織田ら主要キャストは約3か月間、イタリアに滞在し、世界遺産に登録されているイタリアの旧市街や、イタリア映画界最大の映画スタジオ、チネチッタでの撮影も敢行した。
佐藤は、本作が全編イタリアで撮影されたことについて「今までの日本映画の海外ロケは、“観光映画”の枠を出ていない印象があったんですが、この映画はふところの深い作品に仕上がっていると思う」とコメント。西谷監督も「美しい風景ではなく、キャラクターと、サスペンスをしっかり撮ることを心がけた」とこだわりを見せる。そんな中、真保は「(今日の出席者の中で)実は私だけがイタリアに行ってないんですよ」と告白し、「私は原作なので日本で仕事をしました」と語りつつも、「イタリアのご飯はおいしかったでしょうねぇ」とボヤいて、会場の笑いを誘った。
今後、『踊る大捜査線3』の出演が予定されている織田だが、亀山プロデューサーは「この映画がヒットしたら、外交官・黒田のシリーズが続くと思いますし、すでにスピンオフのドラマを携帯電話向けに配信することが決まっている」と発表。織田も「黒田は可能性のあるキャラクターで、掘り下げていく度に、新しい面が見つかる役です」とシリーズ化に向けての意欲を見せていた。
『アマルフィ 女神の報酬』
7月18日(土)より公開
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