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トム・ハンクスが『ダ・ヴィンチ・コード』シリーズ化を明言?
2009年05月07日 19時30分 [洋画]
『天使と悪魔』で、再びラングトン教授を演じたトム・ハンクス

2006年に大ヒットを記録した『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となる『天使と悪魔』の公開を記念して、主演のトム・ハンクスを始め、アイェレット・ゾラー、プロデューサーのブライアン・グレイザー氏、ロン・ハワード監督が来日し、7日に記者会見を行った。

前作に続き、古代史に隠された謎に挑む宗教象徴学の権威であるロバート・ラングドン教授を演じたハンクスは「ラングドンというキャラクターはシャーロック・ホームズや、インディアナ・ジョーンズと同じ要素があって普遍的なヒーローになる要素があると思う」と自身の役を分析し、「5作でも6作でも撮りたいけど、(原作者の)ダン・ブラウンと、ロン・ハワードしだいだね」と笑顔でコメント。ハワード監督は「本作では、ラングドンが、“事件に巻き込まれる学者”から、“ヒーロー”に成長している部分を描きました。前作以上にバイオレントで、緊迫感あふれ、スピーディな仕上がりになっています」と完成度に自信を見せた。

前作『ダ・ヴィンチ・コード』は宗教的なモチーフを劇中に盛り込み、世界各地で論議を呼んだが、『天使と悪魔』でもカトリック教会の総本山であるヴァチカンと、科学者たちによって作られた秘密結社“イルミナティ”の対立を描いている。ハワード監督はこのことについて「本作は“宗教と科学の対立”を描いてはいるが、一番大事なことは、人間は誰かが投げたドグマ(教義・独断)を鵜呑みにせずに、人間の知性によって、あらゆることに疑問を投げかけていくことだと思う」とコメント。ハンクスは「この映画を観て、何かを考えたり、話をしてもらえるとうれしい」と語り、グレイザー氏は「ヴァチカンの人たちはオレたちがまた映画を撮ると知って『また、アイツらが戻ってきやがったぜ!』って思ってるんじゃないかな」とジョークを飛ばし、壇上の面々を笑わせていた。

3年ぶり6度目の来日となるハンクスは、会見中も終始、ゴキゲンで、「間もなく刊行になるダン・ブラウンの“ラングトン・シリーズ第3弾”は映画化されるのか?」との質問には「日本にまた戻ってこれるならオッケーだよ」と回答し、会見の最後には、日本語で「アリガトウゴザイマス!」と連呼しながら報道陣のカメラに向かって笑顔を見せていた。

『天使と悪魔』
5月15日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー

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