タレントweeker

雑誌「ぴあ」調査による2009年5月8日、9日公開の映画の満足度ランキングは、榮倉奈々、瑛太主演の『余命1ヶ月の花嫁』がトップに輝いた。2位にケニアで力強く生きるストリートチルドレンを捉えたドキュメンタリー『チョコラ！』、3位にジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武の豪華キャストで描く壮大な歴史ロマン『ウォーロード／男たちの誓い』が入った。(映画満足度ランキング表)

1位の『余命1ヶ月の花嫁』は、乳がんにより、24歳の若さで亡くなった長島千恵さんの半生を映画化した作品。20代の女性からの支持が圧倒的で「観終わっても涙が止まらなかった」「主演のふたりは本当に付き合っているかのような自然な感じがして良い」などのコメントが寄せられた。一方、男性客は「恋人と一緒に来たので『自分だったらどうするだろう？』と考えてしまった」「自分や、周囲の人に置き換えて観てしまった」など、主人公・千恵の恋人の太郎の境遇に自身を重ね合わせている人が多かったようだ。

2位の『チョコラ』は、20代から60代まで幅広い層の観客からの支持を集めており、「先入観を排除してストリートチルドレンを描き、解釈を観る人にゆだねているところが良い」「子供たちの瞳の輝きは言葉で説明する以上に胸に訴えかけてくるものがある」「“人を育てる”という問題は国境を越えても同じなんだと共感できた」など、真摯なコメントが多く寄せられた。

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(本ランキングは、2009年5月8日(金)、9日(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)

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