あなたが好きなタレントの
出演情報をメールでお知らせ♪

タレント ニュース

映 画

クロージング作品はココ・シャネルの“革新的女性映画【カンヌ映画祭レポート】
2009年05月25日 16時32分 [映画祭]
『シャネルとストラヴィンスキー/シークレット・ストーリー(原題)』劇中写真

第62回カンヌ映画祭を締めくくるのは、ヤン・クーネン監督の『シャネルとストラヴィンスキー/シークレット・ストーリー(原題)』。

『春の祭典』などで知られるロシアの作曲家、イーゴリ・ストラヴィンスキーとココ・シャネルの魂をぶつけ合うような愛を描いた作品で、シャネルのファイン・ジュエリーのモデルを務めるアナ・ムグラリスがシャネル役を演じている。映画では“デザイナー=シャネル”というよりは、ストラヴィンスキーを愛する一人の女性として、そして芸術を支援し、ストラヴィンスキー一家を助ける心意気のあるパトロンとしてのココ・シャネルを描いている。

ヤン・クーネン監督と言えば、1997年の『ドーベルマン』が有名。激しいアクション&バイオレンスと、世界中の女性を虜にするファッション・アイコンのドラマでは、触れ幅が大きい。そのことをたずねられると、「ココ・シャネルは1920年代に生きた女性としては、かなりパンクなアティテュードを持っていたはず。私は常にそういうキャラクターに惹かれるし、今のムードとして前衛的なアクション映画よりも、クラシックな物語を撮るほうがずっとロックだと思っている」と、クーネン監督らしいユーモアを使い答えた。日本公開は2010年を予定。

取材・文:平井伊都子

■第62回カンヌ国際映画祭
5月13日〜5月24日まで開催

チケットぴあ

映画のニュース もっと見る

最新ニュース もっと見る