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1979年のテレビ放映開始以来、圧倒的な人気を誇り、今年で生誕30周年を迎えた『機動戦士ガンダム』の劇場版3部作が、27日(土)より劇場で再上映される。偶然にも同日は、こちらも多くのファンを持つアニメ大作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』の公開日。当日はアニメ・ファンにはたまらない1日になりそうだ。

今回の「機動戦士ガンダム　30周年記念上映」では、ガンダム映画史上初となるHDリマスター版でのデジタル上映を実施(丸の内ピカデリーではニュープリント版での上映)。これまでにない美麗な映像で、ガンダムがスクリーンに甦る。音声は2007年に発売された「劇場版メモリアルボックス」のトラック(オリジナル音声)を使用。シリーズ3作を週替わりで上映し、27日(土)より公開になる東京、大阪、名古屋、福岡、札幌以外の地域でも、順次上映を予定している。

配給の松竹は、今回の記念上映に際し「2005年に『機動戦士Zガンダム A New Translation』を公開した時には、往年のファンだけでなく、新しい世代のファンも多く足を運んでいただいた。今回の上映を機に、若いガンダム・ファンの方々にも大きなスクリーンで“シリーズの原点”を堪能してもられば」と話す。また、今秋には『機動戦士Zガンダム A New Translation』3部作や、『機動戦士ガンダム　逆襲のシャア』の再上映も予定されている。

一方、最新作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』は、『…序』の公開から1年半余りの時を経てついに公開されるシリーズ第2作。TVシリーズの流れを基本的に踏襲していた前作とは変わって、まだ誰も知らない新展開が待ち受ける完全新作の作品になるという。3回に分けて発売された特典付き鑑賞券はいずれも即日完売の人気で、多くのファンが公開を待ちわびている。

どちらの公開日も6月27日(土)。時間をやりくりすれば1日で“ガンダム”と“ヱヴァ”を一度に、それも大スクリーンで楽しむことができる非常に貴重な機会となる。

■「機動戦士ガンダム　30周年記念上映」
・『機動戦士ガンダム』
・『機動戦士ガンダムII　哀・戦士』
・『機動戦士ガンダムIII　めぐりあい宇宙』
6月27日(土)より、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国順次公開

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：破』
6月27日（土）より、シネマスクエアとうきゅう他にて全国ロードショー

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