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2007年12月の開幕以降ロングランを続け、来場入場者数は33万人を突破した「BLUE MAN GROUP IN TOKYO」。ブルーマン公演の“ロック音楽”の魅力に迫るイベント「ロックの日 第3弾」が6月9日“ロックの日”に六本木・インボイス劇場で開催された。
●ロックの日第3弾公演レポート
前回はゲストとしてGLAYのHISASHIを迎えた「ロックの日」。今回は6人目のX JAPANメンバーであり、先日の東京ドームライブでも話題をさらったSUGIZOがゲストとあって、この日の客席は満員御礼。
いよいよ、公演がスタート。舞台に青い顔の3人組が現れ、さまざまな打楽器や道具を操り、色彩と音楽、そして笑いあふれるパフォーマンスを展開していく。もちろん、そのパフォーマンスを盛り上げるのは“ロック”だ。後ろで生演奏される音楽はもちろんのこと、ブルーマンたちが持つ思いもよらない楽器(?)から叩き出されるビートの数々。そのクオリティの高さは、グラミー賞にノミネートされたということからも折り紙付き。
そして公演中盤も過ぎて、いよいよSUGIZOが登場! 舞台の右手にスポットライトが当たると、そこにはギターを抱えたSUGIZOの姿が。その瞬間、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。自身のソロ楽曲『Tell me Why?』、劇中曲『Time to start』を一緒に演奏。もともと会場が盛り上がる演目だけに、会場の熱気は最高潮に。2曲目ではカメラマンとなったブルーマンを従え、演奏しながら会場を一周。観客を煽りつつ、ブルーマンとコミカルなコミュニケーションをとりつつの濃密なパフォーマンスを披露した。
これでセッションは終わりかと思いきや、劇中曲『CHANT JAM』をブルーマンが演奏する場面で、今度はバイオリンを手に再びSUGIZOが登場。公演シンボルでもある紙テープを模した衣裳が、ブラックライトに浮かび上がる。幽玄な響きを持つ曲がSUGIZOのバイオリンによってより深みを増し、場内を魅了していく。 さらにはカーテンコールも登場し、ブルーマンと共に観客に挨拶を行ったSUGIZO。彼の音楽とともに、ブルーマン公演の音楽の魅力を十二分に体感できた、まさに“スペシャル”な一夜となった。
東京・インボイス劇場での「BLUE MAN GROUP IN TOKYO」公演、現在チケットは8月30日(日)分まで発売中。
取材・文:川口有紀
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