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「自己採点は85点」杉浦太陽が朗読に挑戦! 
2009年06月11日 09時55分 [洋画]
(左から)杉浦太陽、スティーヴン・ダルドリー監督、宮坂絵美里

世界40か国以上で翻訳されている大ベストセラー『朗読者』を、ケイト・ウィンスレット主演で映画化した『愛を読むひと』のジャパン・プレミアが10日、都内で行われ、スティーヴン・ダルドリー監督が来日し、俳優の杉浦太陽と、2009年のミス・ユニバース・ジャパンに輝いた宮坂絵美里がかけつけた。

『愛を読むひと』は、第二次世界大戦後のドイツを舞台に、かつて真剣に愛した女性と再会した主人公が、無期懲役で服役中の彼女と本の朗読を通して愛を育む物語。

舞台演出家としても活躍しているダルドリー監督は「15年前に『夜の訪問者』という舞台の演出のために来日しましたが、また日本に戻ってくることができてうれしい」と笑顔であいさつ。本作で本年度アカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞したウィンスレットについて「彼女は今、キャリアのピークにあります。彼女は演技はもちろんのこと、人間としても優しい女性で、みんなの面倒をよく見てくれました」と語り、「私が惹かれる物語はすべて人間の“心の旅路”を描いているのですが、この原作を読んだ時は『これは映画化しなければ!』と思いました」とコメントした。

その後、ステージに杉浦が登場し、ダルドリー監督の前でアントン・チェーホフの小説『犬を連れた奥さん』の一部を朗読。「いつも娘に絵本を読んでいますが、今日は気合が入りますね」と語った太陽が朗読を終えると、ダルドリー監督は「ファンタスティック! 日本語の響きは本当に美しい」と絶賛。杉浦は「相手がいると、読む方も想いがこもりますね。自己採点は85点ぐらい」と笑顔を見せた。その後、宮坂から花束を贈呈されたダルドリー監督は「製作にとても長い時間を要しましたが、人生で最良の時でした。私が撮影しながら感じたことを、スクリーンを観ながら感じてほしい」と観客にメッセージを送った。

『愛を読むひと』
6月19日(金)より、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー

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