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等身大の青春ミュージカルを、西島隆弘、伊礼彼方らが熱演
2009年06月11日 12時30分 [ミュージカル・ショー]
ブロードウェイミュージカル 「GLORY DAYS グローリー・デイズ」
ブロードウェイミュージカル 「GLORY DAYS グローリー・デイズ」が開幕 (c)望月ロウ

20代のアメリカ人俳優、ニック・ブレマイヤー(作曲・作詞担当)とジェームズ・ガーディナー(脚本担当)が創ったブロードウェイ・ミュージカル「GLORY DAYSグローリー・デイズ」の日本版が、開幕前日となる6月10日、新宿FACEで公開リハーサルを行った。

高校卒業後、1年ぶりに母校のフットボール・フィールドで再会したウィル(西島隆弘)、スキップ(伊礼彼方)、アンディ(良知真次)、ジャック(洸平)の仲良しボーイズ4人組。再会を喜び、昔のような悪ふざけの計画を練り、それぞれの大学生活について語り合う4人だったが、僕はゲイだ……とのジャックの突然の告白に、空気は一変する。「自分がそうであることは前から気づいてはいた」、そして、「僕自身は高校時代と何も変わったわけじゃない」と語るジャック。そんなジャックの告白を、彼の“変化”としか受け止められず、大きなショックを受けてジャックを誹謗する言葉を吐いてしまうアンディ。傷つき、やり返すジャック。そんなふたりを見守るウィルとスキップも、もはや無邪気な高校時代には戻れないことを悟り、それぞれの思いを吐露してゆく――。

人が生きる上でいつか直面せざるを得ない“成長”の痛み。そんな青春の痛みを、執筆当時まだ大学生だったというブレマイヤーとガーディナーのふたりは、ナイーブな心の震えをそのまま写し取ったような言葉とメロディで紡いでゆく。日本版でも、若さゆえに傷つけあい、そして友情ゆえに互いを想い合う4人の若者を、ほぼ同じ世代のキャスト陣が体当たりで熱演。顔合わせ初日からバッチリだったというチームワークのよさで、仲良し4人組の友情をリアルに体現している。4人の中ではちょっと大人で兄貴格、「無気力世代」なるナンバーを歌いながらも心に熱いものを秘め、変わらぬ友情を信じ続けるスキップを演じる伊礼が、抜群の歌唱力と細やかな演技で作品を引き締めている。

公演は6月11日(木)から25日(木)まで。その後、7月1日(水)に福岡サンパレス ホテル&ホール、7月3日(金)に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、7月5日(日)に愛知・名鉄ホールでも上演される。チケットはいずれも発売中。

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