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「原作に任せて狂っていきたい」生田斗真が映画初出演・初主演に意気込み
2009年06月19日 12時35分 [邦画]

太宰治の名作を、生田斗真を主演に迎えて映画化する『人間失格』の製作発表会見が18日、都内で行われ、主演の生田をはじめ、三田佳子、大楠道代、室井滋、寺島しのぶ、小池栄子、森田剛、伊勢谷友介と、角川映画の角川歴彦会長、荒戸源次郎監督が登壇した。

『人間失格』は、東北の裕福な家に生まれながらも、自己否定を続け、対人関係に悩み、廃人同様にまで転落していく主人公・大庭葉蔵の姿を描いた作品。

葉蔵役の生田は映画初出演にして初主演という大役をまかされたことについて「どう受け止めていいかわからない状況」とコメントしながらも「先日、三鷹にある太宰治の墓を参りました。次は『素晴らしい映画ができました』と報告したい。すべてを荒戸監督に任せて、太宰治の原作に任せて狂っていきたい」と意気込みを見せた。

葉蔵の悪友・堀木役の伊勢谷は「先ほど初めて生田さんにお会いしました。こんな良さそうな方を翻弄させるのは少し心苦しいのですが、精一杯、彼の人生を振り回したい」と語り、薬屋の女主人・寿役の室井は「荒戸監督は居酒屋では、優しいおじさんなんですけど、現場では厳しいのではないかと、今から緊張しています」とコメントし、記者たちの笑いを誘った。

また、森田が、本作には原作に登場しない実在の詩人・中原中也を演じることも発表された。森田は、自身の役を「どこか人間くさくて、さみしげで、怒りっぽいという二面性を持った役」と分析し、記者からの「太宰作品に出演することになった時の家族の反応は?」との質問には「おじいちゃんが太宰作品が好きで、最近、少し元気がなかったんですけど、この映画に出ることを報告したら、少し元気になりました」と笑顔を見せた。

『人間失格』
2010年初春、全国公開

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