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知られざる地球の姿を美しい映像でつづる『ディズニーネイチャー／フラミンゴに隠された地球の秘密』の記者会見が29日、都内で行われ、プロデューサーのジャン・フランソワ・カミレッリ氏、監督のマシュー・エバーハード氏、そして日本語版のナレーターを務めた宮崎あおいが出席した。

“ディズニーネイチャー”は、ウォルト・ディズニーが自然が持つドラマに感動し、アニメーションと並行して製作を続けたドキュメンタリーシリーズで、『…フラミンゴに隠された地球の秘密』では、アフリカで“死の湖”と呼ばれるナトロン湖を舞台に、そこで繁殖を行うフラミンゴの謎に包まれた生態をとらえている。

本作で初めてフラミンゴの生態に触れたという宮崎は、「子供のころからフラミンゴのように立つ癖があって、ピンク色も好きだし、それで『前世はフラミンゴなんじゃないか？』って言ってた時期があったんです。周りの人は薄い反応だったんですけど」と笑顔でコメントし、会場が笑いに包まれた。また、「私はナレーションの仕事が一番難しいと思っていて、今回はフラミンゴが主役で私は情報を伝える役割なので、観ている人を邪魔しちゃいけないと思って一歩引いたかたちでやるように心がけました」とナレーションへのこだわりを見せ、「親が子供を守るシーンに心打たれました」と作品の感想を語った。

実に60年ぶりのディズニー新レーベルとして本プロジェクトを復活させたカミレッリ氏は、「デジタル機材が進化し、ドキュメンタリーを大画面で観る時代になった」と復活の理由を分析。「(この作品を観て)観客が地球に愛着を持ってくれて、それが地球の未来につながっていけばと思っている」と、続々と公開が予定されている本シリーズへの抱負を語った。

『ディズニーネイチャー／フラミンゴに隠された地球の秘密』
8月28日(金)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国ロードショー

• 『ディズニーネイチャー／フラミンゴに隠された地球の秘密』作品情報