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ロマン・ポランスキー監督映画『吸血鬼』をもとに、「エリザベート」の脚本家ミヒャエル・クンツェの手によって生まれたミュージカル「ダンス・オブ・ヴァンパイア」。2006年の日本初演時の千秋楽には当日券を求め1200名が並んだという伝説を作った作品が、いよいよ博多座に初登場。6月30日、福岡市内にて製作発表が行われ、出演者が初の博多座公演に向けて意気込みを語った。
演出の山田和也は「博多座はとても舞台を造りやすい劇場。臨場感があって客席から観やすいし、音響も素晴らしい! 博多座での上演を自分自身も非常に楽しみにしている。東京での初演はかなり盛り上がった。とても“中毒化するミュージカル”なのでは」と、初の博多座公演を楽しみにしている様子だった。
また、初演に続いての出演となるサラ役の大塚ちひろは「初演に引き続き出演させて頂くのは本当に嬉しい。肝となるお風呂シーンがまだまだ……(笑)なので、もっと色気を出せたら」と再演への抱負を熱く語った。対して、今回が初参加となるのがもうひとりのサラ役・知念里奈とアブロンシウス教授を演じる石川禅。「3年前の初演は残念ながら観ることができなかったけど、今回通し稽古を拝見してその素晴らしさに日々感動中。良い舞台を創っていけるように頑張りたい」と知念が作品の魅力を熱く語れば、「初演では尊敬する市村正親さんが演じられていた役。この役を受け継いでくれと言われたときには足が震えた。おそらく市村さんは『俺は俺にしかできないアブロンシウスを演った。お前もお前にしかできないアブロンシウスを演れ』とおっしゃってくださるはず。もうやるだけです!」と石川は初参加の意気込みを語った。
そして、主役・クロロック伯爵を演じるのは、初演に引き続き山口祐一郎。「最近、暗いニュースが多いけど、これを観てちょっとでも元気になっていただければ」とパワーを強調。そして、ふたりのサラの魅力について「一糸まとわぬ姿で舞台に現れます。ちひろさんの魅力は、左斜め45度からのバストの形(笑)。そして知念さんの魅力は、上から60度の角度から観る正面の形。これは僕にとっての黄金比です(爆笑)」と笑いを取りつつ、作品の魅力もアピール。このシーンでの山口の目線にも注目!?
7月5日(日)から8月26日(水)まで東京・帝国劇場で上演された後、9月2日(水)から27日(日)まで博多座にて上演。チケットは、7月25日(土)に一般発売開始。
取材・文:原田素子(チケットぴあ九州)
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