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ミュージカル「ブラッド・ブラザーズ」の製作発表が2日、都内で行われ、出演者の武田真治、岡田浩暉、鈴木亜美らが出席した。

「ブラッド・ブラザーズ」はロンドンで1983年に上演され、現在に至るまで25年もの間、ロングランを続けているミュージカル。イギリスのリヴァプールを舞台に、双子として生まれながら、ひとりは裕福な家庭に引き取られ、もうひとりは実の母親と貧しい生活を送る。やがて対極の人生を生きていた双子は出逢い、兄弟とは知らず固い友情を誓う仲になるが…。

会見には、作者のウィリー・ラッセルから世界ツアーの演出を指名されているというグレン・ウォルフォード、主役の双子の兄弟、ミッキーを演じる武田真治、エディを演じる岡田浩暉、双子のガールフレンド役の鈴木亜美、武田とダブルキャストとなる藤岡正明、岡田とダブルキャストとなる田代万里生、双子の実の母親ミセス・ジョンストン役の金志賢、TSUKASA(ダブルキャスト)、エディの里親となるミセス・ライオンズを演じる久世星佳、ミスター・ライオンズ役の金澤博、そしてナレーターを務める下村尊則が出席した。

先日、本公演が紹介されたスポーツ紙をみた母親から電話があったという武田は、「スポーツ紙の見出しに“武田真治転落人生”と書かれていて、母は見出しをみて電話してきました。ちゃんと説明して理解してもらいました」と母親が誤解したことを説明すると、会場は笑いに包まれた。

演出家のグレンは「稽古初日から楽しい」と語り、「第2の故郷である東京で新しい『ブラッド・ブラザーズ』に携われて嬉しい」と作品への意欲をみせた。また、「今の段階で言えるのは、武田さんと岡田さんを観に来た方は藤岡さんと田代さんも観たいと思ってもらえる」とダブルキャストについて話した。

会見終盤には、藤岡・田代コンビ、金志賢、TSUKASAが劇中歌をアレンジした楽曲を披露し、囲み取材では鈴木が「舞台では初めてのキスシーンがある」と暴露した。

公演は8月7日(金)から9月27日(日)まで東京・シアタークリエで行われる。チケットは発売中。

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