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精霊を呼ぶ儀式も! 世界遺産“中城城跡”にて夏の夢のようなイベント開催
2009年07月07日 11時35分 [舞台挨拶]
幻想的な光景となった中城城跡でのイベント

沖縄を舞台にした『ナビィの恋』『ホテル・ハイビスカス』の中江裕司監督の最新作『真夏の夜の夢』の先行上映が7月4日、5日の2日間、世界遺産である沖縄の中城城跡にて開催され、当初の予定の倍となる約2100人の観客が会場に集結。映画上映はもちろん、藤澤ノリマサのライブや、ウチナー芝居を楽しんだ。

中江監督自らが総合演出を手がけたこのイベントは、獅子舞による舞台のお清めから始まり、映画に出演している平良とみ、進夫妻によるキジムン(精霊)を呼ぶ祈りの儀式、中江監督が脚本を手掛けたウチナー芝居(「オホホとカニメガの恋」)、映画上映、そしてエンディングテーマを担当した藤澤がライブ演奏をするなど、盛りだくさんの3時間。平良進は「昔はキジムンと人間が共存していた。そういう世の中になれば穏やかな世の中になる」とコメント。また、中江監督は「あらゆる沖縄の人たちに助けられてこの映画を作ることができた」と会場に集まった観客に向かってお礼を述べていた。

イベントには、開催前から会場前に長蛇の列が並ぶ大盛況。参加した観客からはイベント終了後に大きな拍手と大歓声が上がり、映画のタイトル通り“夏の夜の夢”のような、幻想的で笑顔あふれた2日間となった。

『真夏の夜の夢』
7月25日(土)よりシネカノン有楽町2丁目、シネマート新宿他にて全国公開

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