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隣り合う部屋に暮らす30歳の男女が、お互いの生活音を通して心の交流を深めていく映画『おと・な・り』のトーク・イベント「おと・な・り　アラサー相談室」が7日、都内で行われ、主演の岡田准一、麻生久美子が登壇した。

「アラサー相談室」は、雑誌「ススめる！ぴあ」で連載されていた企画の特別版で、客席から悩みを受け付けて、ふたりがその場で回答するというもの。観客のひとりが「結婚して子供ができると“パパ”とか“ママ”としか呼ばれないのですが、そのことをどう思いますか？」と質問すると、岡田は「そうだなぁ。やっぱ奥さんには“あなた”って呼ばれたいですね」と答えた後、急に照れくさくなったのか「いや、その、何でもいいんですけどね」としどろもどろになり、会場の笑いを誘った。

別の観客から「もうすぐ30歳になるのですが、30代になった時に何か心境や環境の変化はあるのでしょうか？」と質問された麻生は、「私は29歳の時に『20代最後だから結婚したい』と思って結婚したんですけど、それ以外の変化はあまりなくて。30代になってみたらすごくラクで楽しい。だから、早くこっちにきてください」と笑顔で回答した。

また、司会者から「何か岡田さんに相談したいことはありますか？」と質問された麻生が「そうだなぁ。いや…別に」と回答すると会場は大爆笑に。麻生が慌てて「ライブ楽しみにしてます」とフォローすると、岡田も「僕も(麻生の出演する)舞台にカンペを出しに行きますね。セリフと関係なく『元気にしてる？』とか出します」と笑顔で応酬するなど、最後まで息のあったところを見せていた。

『おと・な・り』
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