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瀬奈じゅんが円熟の舞台を魅せる宝塚月組「エリザベート」、東京公演が開幕
2009年07月10日 18時17分 [ミュージカル・ショー]
宝塚歌劇月組 東京宝塚劇場公演 『エリザベート』-愛と死の輪舞(ロンド)-
瀬奈じゅん

宝塚歌劇月組公演『エリザベート−愛と死の輪舞(ロンド)−』の東京公演が、7月10日に東京宝塚劇場で開幕する。初日に先立ち同日、公開舞台稽古が行われ、月組主演男役の瀬奈じゅんが取材に応じた。

『エリザベート』は19世紀末に実在したオーストリア=ハンガリー帝国皇妃エリザベートの生涯を、架空の存在である黄泉の帝王トート(死)との愛憎を軸に描き出すウィーン生まれのミュージカル。日本では宝塚歌劇団が1996年に雪組にて初演、その後も上演を繰り返す人気作だ。宝塚では今回が7度目の上演となる。トート役は瀬奈じゅん、エリザベート役は宙組から特別出演をしている凪七瑠海(なぎな るうみ)。

瀬奈はこの『エリザベート』という作品で、今までにもヒロイン・エリザベート、狂言回しのルキーニを演じてきただけあって、円熟の演技。ピカイチのスターオーラを持ちながらも、ことさらに“自分色”を出さずに物語に向き合い、丁寧にトート像を創り上げている。「シシィ(エリザベート)を狙うのではなく……もちろん狙ってはいるんですが(笑)、シシィに寄り添うトートでいたい。自分が(この作品で)色々な役を演じてきて、トートはエリザベート自身が生み出した存在なんだということを強く感じたので、そういうところを表現していきたいです」とは、公開稽古後に行われたインタビューでの瀬奈の言葉。

なお、2005年より月組主演男役として組をひっぱてきた瀬奈は、今年いっぱいで宝塚を退団することが発表されたばかり。そのことについては「私自身は(退団発表をしたことでの)心境の変化はございません。皆様が、感じてくださることが変わるかもしれないですが……」とさっぱりとしたコメントをした。

宝塚歌劇月組公演『エリザベート−愛と死の輪舞(ロンド)−』は8月9日(日)まで。なお、瀬奈の退団公演となる月組次回作『ラスト プレイ−祈りのように−/Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』は、兵庫・宝塚大劇場公演が10月9日(金)から11月9日(月)まで、東京宝塚劇場公演が11月27日(金)から12月27日(日)に行われる。チケットは、兵庫公演が9月5日(土)、東京公演が10月25日(日)に一般発売を開始する。

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