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今年1月に日生劇場で上演された『ドロウジー・シャペロン』の人気女優役で、ミュージカル・デビューし、チケット完売の好評を博した藤原紀香が、2010年1月の日生劇場で、再びミュージカル主演を果たす。

その作品は、世界中で繰り返し上演され続けている傑作ミュージカル『キャバレー』。舞台は1920年代、退廃と狂騒の街・ベルリン。ナチス台頭前夜の不安と喧騒入り混じる時代を背景に、キャバレー“キット・カット・クラブ”のトップ・スター、サリーとアメリカ人作家クリフの熱い恋と、サリーの下宿の大家シュナイダー夫人とユダヤ人シュルツの悲しい恋が、キャバレーの猥雑なショーと共に描かれる。

今回、新たに翻訳上演されることが決定した本作の新翻訳・新演出を務めるのは、『エリザベート』『モーツァルト！』などヒット作を産み続けている小池修一郎。虚飾にまみれ朽ち果て行くキャバレーと、極限下の切ない恋を、小池独自の美学に溢れた世界の中に描き出す。

出演は、キャバレーのトップ・スター、サリーに藤原紀香。サリーと恋に落ちるクリフに阿部力、大家・シュナイダー夫人に杜けあき、ユダヤ人シュルツを木場勝己、キャバレーのMCを諸星和己が演じる。劇中で披露されるショーも大きな見所のひとつだ。藤原がどんなトップ・スターを演じて見せるのか、また諸星の演じるMCにも期待したい。

公演は、2010年1月7日(木)から29日(金)まで、東京・日生劇場にて。チケットは、9月19日(土)一般発売。尚、＠電子チケットぴあでは、8月8日(土)11:00から13日(木)11:00まで抽選先行販売｢プレリザーブ｣を受け付ける。

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