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チャリティーコンサート『ベッキー＆秋川雅史によるアートフル・コンサート〜最高のオペラシンガーが贈る歌の世界〜』が、10月30日(土)アクロス福岡 福岡シンフォニーホールにて開催される。このコンサートに出演するテノール歌手・秋川雅史、バリトン歌手・大島幾雄、ピアニスト・清水和音、ベッキーの4人が本公演について語った。

出演者の写真

このコンサートは、全国に50万人いると言われている遺児たちが、十分な教育を受けられるように支援することが目的となったチャリティーコンサート。当日は、イタリア、フランス、ドイツの歌曲が清水和音のピアノ演奏により披露され、ベッキーは演奏の前に歌曲の日本語訳を朗読する。

このコンサートで歌曲を披露することになった経緯について清水は、「オーケストラの曲ではなくて、ピアノのために書かれた“歌曲”をちゃんと演奏したいとお願いした。“歌曲”はクラシックで一番お客さんの少ないジャンル。目立たない分野を目立たせようとするのはいいと思います。聞いたら“歌曲”の良さがわかってもらえると思います」と語った。

歌を担当するふたりは、「これまで堅いものばかりをやってきたので、こういうコンサートは嬉しい。楽しみですね」(大島)、「クラシックのテノールの歌声を、クラシックファン以外にも堪能していただきたい」(秋川)とそれぞれ語った。

朗読を担当するベッキーは、「こんな大きなホールで朗読するのは初めて。どうなるかわからないですけど、私の読んだ言葉がみなさんの心にすっと入って、ちゃんと大先輩方にバトンを渡せるようにしっかりと役目を果たしたいなと思います」と意気込みを語った。

最後に4人は、「チャリティの目的はお金を集めることだから、たくさんの人に来てほしい。そして来てくれた人たちが良かったと思ってくれたら、なお良い」(清水)、「心が温かくなった、すごく良かった、やさしい気持ちになったとか、このメンバーでならない訳がない。ぜひ足を運んでいただけたらと思います」(大島)、「音楽が聞きたい、人のために何かしたいとか、どんなきっかけでも構わないので、みなさんとハッピーな時間が過ごせたらいいなと思います」(ベッキー)、「音楽を聞いて、元気になって。さらに買ったチケットが誰かの役に立つという社会貢献できる喜びを含めてぜひ来てほしい」(秋川)とPRした。

当日は、ソプラノ歌手・澤畑恵美を加えた5人でコンサートを行う。チケット発売中。