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三浦建太郎原作の人気コミックを映画化する壮大なプロジェクトの第1弾『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』が4日(土)から公開される前にガッツ役の岩永洋昭と、グリフィス役の櫻井孝宏がインタビューに応じた。
『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』は、己の力だけを信じて戦乱の世を渡ってきた孤高の剣士ガッツと、最強の傭兵集団“鷹の団”を率いて自らの大いなる野望を果たそうとするグリフィスを主軸に、過酷な世界で生きる男たちの友情と宿命を描いた大作。“黄金時代篇”は全3部からなる作品で、すでに第2弾が6月23日(土)から、第3弾が冬に公開されることが決定している。
1989年の連載開始以来、今も続く壮大な物語を順次、映像化するという壮大なプロジェクトだけに、物語の主軸となるガッツ役とグリフィス役は大きなプレッシャーのかかるポジションだが、俳優として活躍する岩永は「声優が本業ではないですし『僕で大丈夫かな?』という不安はありましたが、僕が出ていたテレビ番組を観て、オーディションに声をかけていただいたので『やるしかない』なと思った」と振り返り、多くのアニメ作品で声優を務める櫻井は「その役に選ばれるのはたった一人。“記念”のような気持ちもありましたが、オーディションに呼ばれただけでもありがたい」と振り返る。
しかし、ふたりは完成途中の映像を観ながら収録を行う中でそれぞれ困難に立ち向かったようだ。長い剣を手に豪快に敵を斬るガッツを演じた岩永は「ガッツは、見た目も戦闘シーンも力強いんですが、弱い部分も持ち合わせていて、それを覆い隠すために力を求めている役。試写を観た時は不安でずっと『大丈夫かなぁ』とソワソワしていました」と笑顔を見せ、クールな表情の奥に底知れぬ野望を抱いているグリフィスを演じた櫻井は「大きな作品なのでプレッシャーはありました。グリフィスは清濁併せ飲める本当の意味で英雄となれる人物。正邪定かならぬ彼を“二面性を持つ人物”のようには見せたくなかった」と語る。
本作は人気コミックのアニメ化作品だが、ふたりは本作を“ひとつの映画”として楽しんでもらいたいという。「ガッツとグリフィスの関係や人間模様が他に類を見ないですし、悪と正義が分かれていなくて、何が正義かは観る人よって十人十色だと思う」(岩永)、「実写を思わせる画作りが迫力満点。アニメーションでありながら人間の生の息遣いが感じられました。見所は複雑で残酷な人間模様ですね。“ひとつの映画”だと思って観てもらえたら」(櫻井)。幾多の戦いを重ねながら戦場で出会ったガッツとグリフィスがどんな関係を築き、やがてふたりにどのような試練と宿命が待ち受けているのか。壮大なサーガがついに幕を開ける。
『ベルセルク 黄金時代篇I 覇王の卵』
2月4日(土) 全国ロードショー
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