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名作ミュージカル『キャバレー』の大阪公演が間もなく開幕!
2012年03月28日 20時50分 [ミュージカル・ショー]
諸星和己
諸星和己

3月30日(金)から大阪公演が幕を開けるブロードウェイ・ミュージカルの名作『キャバレー』。1966年の初演以来、世界中で愛されている本作は、1929年のナチス支配下のドイツを舞台に、時代の波に翻弄されながらも難局を生き抜いてゆく人々の姿を描いた物語だ。2010年には、歌姫・サリー役の藤原紀香をはじめとする豪華キャストが勢ぞろいし、小池修一郎による新演出で上演。そして2012年、藤原とMC役の諸星和己はそのままに、サリーと恋に落ちる作家志望のアメリカ人にミュージカル界の新星・大貫勇輔を迎え、装い新たに再演が決定。好評を博した東京公演を経て、大阪公演を間近に控える諸星和己に話を訊いた。

ミュージカル『キャバレー』チケット情報

サリーが歌うキャバレー「キット・カット・クラブ」の司会者であり、作品そのものの狂言回し的役柄である“MC”を演じる諸星は、「この役は僕にとって非常にいい出合いでした」と初演を振り返る。MC役を演じたことで、舞台から見える景色がまるで違ってきたと言うのだ。「MCを演じるにあたって僕の中のこだわりを一旦置きました。そのことでいろんなものが見えるようになって。お客さんの顔やステージ上のキャストの位置はもちろん、袖にいるスタッフの動きまで見えてくるんです。そのことで舞台では常に冷静でいられるようにもなりました。それは、MCという役が『キット・カット・クラブ』はもちろん、ストーリーの全体を見渡す役柄だったからだと思います。もし違う役で出ていたら、また舞台での見え方も違っていたかもしれないですね」。

何度上演を重ねても、1回1回の舞台が常に新鮮と言う諸星。「観客の皆さんには、見終わった後に、自分の考えをちゃんと持って、一生懸命生きていこうと思ってほしい。それが、僕たちが『キャバレー』というミュージカルを通じて伝えたいメッセージです。賛否両論あっても構いません。この作品を見て、何かを感じていただければ」と意気込む。享楽と退廃が織り成す魅惑の世界を夜な夜な繰り広げるキャバレー「キット・カット・クラブ」。そんな世界に身を投じながらも厳しい時代と向き合い、それぞれの生きる道を切り開こうとする人々。その姿にきっと、心を打たれるはず。

公演は、3月30日(金)から4月1日(日)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットは発売中。その後、4月7日(土)・8日(日)に愛知・中日劇場でも上演される。

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