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42年という長きに渡って放送され、テレビ時代劇の定番として絶大な人気を誇った「水戸黄門」。一昨年末にテレビ放送が終了し、ファンからは「もう一度観たい!」という熱い声も多い中、ついに舞台版として黄門様が福岡・博多座と大阪・新歌舞伎座に登場する。3月の上演を前に、主演の里見浩太朗始め、出演者の面々が1月10日に福岡市内で記者会見を開催。舞台化への思いを語ってくれた。
お馴染みのテーマ曲と共に、衣裳に身を包んだ5人が登場し会見がスタート。五代目・水戸黄門を演じてきた里見浩太朗が「久しぶりにこの衣裳を着させて頂き、本来の自分の姿が戻ってきたような感慨深い気持ち」と作品に対する深い思いを語れば、助さん役の原田龍二は「混沌とした世の中に一石を投じることができる作品。京都の撮影所で積み重ねてきた集大成を舞台で表現できれば」、そして格さん役の合田雅吏も「この舞台での復活が、また『水戸黄門』の新たなスタートとなれるように使命感を持って頑張りたい」と、それぞれ熱く意気込みを語った。
テレビシリーズからのレギュラー陣以外にも、テレビ版さながらの豪華な出演者が名を連ねる。今回の会見にも出席していた佐藤藍子、石川梨華はそれぞれ「本当に幸せ。温かい世界を築く一役を担えれば」(佐藤)、「男装も初で不安たっぷりですが、精一杯頑張りたい」(石川)と初出演となる「水戸黄門」への意欲を語った。
舞台は九州・長崎。祭りで賑わう長崎の街で、今回も悪事の数々を暴き、善政を取り戻すため黄門様ご一行が大奮闘するというストーリー。今回の会見の最後にも、「この紋所が目に入らぬか!」の名シーンを披露。舞台でももちろんこのシーンは上演されるが「その時には是非、会場の皆様にもひれ伏してもらえれば」と合田が語って笑いが起きるなど、チームワークの良さもアピール。
本編の後には、歌で綴る豪華フィナーレも楽しめる豪華舞台「水戸黄門」。3月3日(日)〜20日(水・祝)に福岡・博多座、3月23日(土)〜31日(日)に大阪・新歌舞伎座で上演。チケットは発売中。
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